韓国男子の指テクと巧みなクンニリングに溺れ、天国からよもや地獄へ… #4

公開日: 更新日:
コクハク

これまでのあらすじ

【年下韓国男子に心も体も沼って…】

 第5次韓流ブームと謳われる昨今、「年下韓国人男性とのお付き合い中」と微笑むのは愛香さん(仮名・35歳フリーライター/独身)だ。相手の男性は、ソジュンさん(27歳動画編集/独身)。

 愛香さんは大失恋をきっかけにリアルな恋愛はしないと決め、韓流アイドルの推し活を始めた。「K-POPアイドルの推し活は、手が届かないからこそ傷つかない。彼らが今日も元気に活動していると思うだけで幸せ」と平穏な日々を送っていた。

 そんな折、知人女性にソジュンさんを紹介された。まさに青天の霹靂だった。

 愛香さんはソジュンさんの整ったルックス、高身長で筋肉質なスタイル、美しい低音ボイスにときめいた。ソジュンさんも愛香さんを気に入ったらしい。2人は急接近し、2度目のデートでホテルに行く流れに。

 しかし、前戯を楽しむ間もなく彼はペニスを挿入。愛香さんは驚く一方で、彼に激しく求められる現実に興奮した。

 獰猛(どうもう)な胴突きののち、フェラチオを望む彼の言いなりにもなった。そして、再びバックからペニスが叩き込まれたのち、彼が動画を撮っていることに気づいたのだ。

「韓国ではセックス中の動画撮影はよくあること」との言葉に息をのんでいた直後、アクメに達した彼のザーメンがヒップに噴きかかって…日韓カップルの恋愛に迫る第4弾!

 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話

惚れた弱みで甘い言葉を

――ソジュンさんがアクメに達し、愛香さんのヒップにザーメンが噴射された。その後をお聞かせください。

「驚きの連続で記憶が定かではありませんが、『彼が快楽を得て、アクメに達してくれた』という嬉しさはありましたね。同時に『やっと終わった』と、安堵にも包まれました。

 前戯もなく正常位で挿入されてフェラチオと続き、とどめはバックからの挿入で、その上、動画撮影だなんて…。初めてのセックスでこれらの行為をされたら、日本人なら誰でもびっくりしますよね?

 ただ、そこは美形の韓国人男性…惚れた弱みで、つい甘い言葉をかけてしまったんです。

 行為後、

――ソジュン君が気持ちよくなってくれて嬉しい。

 彼がティッシュでザーメンを拭き取りベッドに横たわると、私は彼の胸元に顔を寄せました。ぶ厚い胸板を上下させて呼吸するさまは、セックスの余韻にどっぷりと浸れましたし、汗の香りがアクア系の香水と入り混じり、とてもセクシー。

――愛香さん、好きです…僕たちは恋人です。

 彼も私の体を抱き寄せてきて…嬉しかったです。早急なセックスと変態じみた行為には驚かされましたが、こうしてセックスの余韻に浸っていると、彼に愛されている実感がわいてくるんです。

 2人の鼓動が同化して、身も心も溶け合うようで…。視線を上げると、どの角度から見ても整った顔立ちのソジュン君が微笑んでいて、もうそれだけで夢心地。

韓国の兵役事情

――ソジュン君、かなり筋肉質なのね。洋服を着ていても分かったけど、ここまでの肉体派だとは思わなかったわ。

 私は隆々と盛り上がる彼の胸板や二の腕を触り、その硬さと盛り上がりを確かめるように、優しくさすったんです。

――韓国では兵役があるので、徹底的に鍛えられます。日本人男性は『細マッチョ』が多いようですが、韓国人男性はかなりムキムキになるまで鍛えるのが大多数ですね。兵役を終えても、ジムでトレーニングするのは、筋肉を衰えさせたくない気持ちも大きいと思います。

――ソジュン君…兵役は?

 私は彼の高い鼻梁と美しい唇を見つめながら聞きました。

――行きましたよ。大学1年で休学して2年間の兵役を経て、また大学に戻りました。僕の周りでは大学1年で行くことが多かったです。

――頑張ったのね。

――頑張りました。でも韓国人として当然のことです。ただ…その頃は、アイドルを目指すというビジョンは無かったから、今思うと早くからアイドル活動をしておけばよかったという後悔もあります…。

――そう…。

厳しいアイドルへの道

 私はいうべき言葉に迷いました。上っ面の同情など聞きたくないでしょう。だからといって、『夢を追いかけることに年齢は関係ないんだから頑張って』などと無責任な励ましも気が引けます。10代からデビューする男性アイドルが多い昨今、アイドルへの道が厳しいことは、推し活をしていて十分すぎるほど分かっていましたから。

 かけるべき言葉を思いあぐねているうちに、彼の手が私の腰からヒップをすべり、ヴァギナへと這い進んできたんです。

――あ…ソジュン君。

 ワレメに触れられ、私はとっさに太ももをよじり合わせたんです。

――次は愛香さんに気持ちよくなってほしいです。

 そう言いながら、彼は私の下腹へと移動させてきたんです」

クンニリングスの体勢に

――兵役事情やアイドルを目指すのが遅かった後悔…。確かに、どう答えていいか複雑な気持ちになりますね。続けてください。

「はい…兵役に関してはまだまだ聞きたい気持ちもありましたが、深掘りするのはやめました。もっとロマンティックなひと時を過ごしたかったので…。すると、彼の手が私のヴァギナに伝いおりてきて…彼は私の脚の間に陣取り、クンニリングスの体勢になったんです。

(ああ…いよいよ)

 私は唇を噛みしめました。いよいよ彼の熱い舌でアソコを舐められるんです。ヴァギナを見られる恥ずかしさより、彼の口唇が先ほどまでペニスをのみこんでいた膣を愛撫してくれる期待感のほうが勝りましたね。

――ああ…ン。

 湿った吐息がヴァギナに吹きかかった途端、私は声を震わせました。

――愛香さんのここ…キレイだ…。すごく濡れてて、情熱的なピンク色。

 ソジュン君は指で肉ビラを左右に広げてきました。

たったひと舐めで陥落

――ンン…恥ずかしい。

 私は身をよじりました。

――動かないで、もっとよく見たい。

 彼の顔がグッと迫ったのが分かりました。ヴァギナに当たる吐息が先ほどより熱く、強く吹きかかってきます。でも、彼はなかなか触れてくれず、熱い吐息がかかるばかり。

――ソジュン君…私…もう…。

 我慢できないと囁こうとした時、生温かな舌先がネロリとスリットを舐め上げたんです。

――あううっ!

 たったひと舐めで私は陥落したようにヒップを震わせました。焦らされた分だけ、凄まじい快楽が背筋を這い上がってきたんです。彼の舌先は左右の濡れ溝を舐め、膣粘膜を刺し貫き、クリトリスを転がしてきて…。

(やだ…上手…気持ちいい!)

 予想外に彼のクンニリングスは巧みで、私の腰や太ももが小刻みに震えだしました。

嗅がないで欲しいのに

――愛香さん…もっと濡れてきた…ああ、甘酸っぱい匂いまで…。

 彼はこれ見よがしに鼻先をワレメに押し付け、クンクンと鼻を鳴らしたんです。

――いやっ…嗅がないで。

 本心でした。愛液と汗にまみれた私の秘部は、かなり濃厚な匂いを放っているはず…女なら、好きな人には綺麗な部分を愛されたいですよね。

 でも、彼は決してやめませんでした。引き寄せた枕を私のお尻の下に置いて、さらに執拗なクンニをし始めたんです。

 ピチャ…ニチャッ!

――あううっ!

 肉ビラごと吸いしゃぶられ、私はカエルのように脚をだらしなく広げながら快楽の叫びを上げ続けました。

――枕を置いた方が、ずっと気持ちいいでしょう?

 彼は嬉々として、クンニリングスを続行してきます。私の太ももを撫でながらのソフトな舌の愛撫にうっとりした直後、鋭く尖らせた舌先でズブリと貫かれ、

――はうううっ!

 彼の不意打ちともいえる愛撫に、私はいくども体をもんどりうってしまって…。

濃厚で巧みな愛撫に翻弄されて

(ダメ、カエルみたいな恰好なんてみっともないわ!)

 好きな人の前では美しく乱れたい。でも、そんな気持ちさえ凌駕するほど、彼の愛撫は濃厚で巧みでした。

――ああ、すごい…体がおかしくなるほど気持ちいい!

 気づけば彼の頭をわしづかみ、股間に押し付けていました。

 チュプ…ズジュジュ…ッ!

 愛液を啜る音がひときわ淫靡に響きました。大口を開けた彼が私の膣粘膜を肉ビラごと吸いしゃぶり、クリトリスを指ではじいたんです。

――ひっ…ダメ…ッ!

 拒絶の言葉を吐きつつも、私は恥丘をせり上げ、激しいクンニリングスをねだりました。クリトリスを刺激されたことで、一気にエクスタシーの階段を駆け上がってしまって…。

 でも、彼…なかなかイカせてくれないんです。クリトリスが女の泣き所だと分かっても、指ではじいたり、唇でチュパチュパと吸っても、私が昇りつめそうになった途端に動きを止めてしまう。

 私は完全に翻弄されていました。

どれほどの女性と関係を持ったの?

(ソジュン君って、もしかしてSっ気があるの? これまで、どれほどの女性と関係を持ったのかしら?)

 そう、私たちは過去の恋愛話など一切していません。ただ、これほど熟練したクンニリングスは初めてかもしれません。

 セックスはいきなりでしたが、愛撫がここまで上手だなんて、いったいどれほどの女性と関係を持ったのでしょう?

 いつしか私は、彼と愛し合った見知らぬ女たちに嫉妬していました。でも不思議です。あまりの悦楽に、嫉妬が女体の劣情を掻き立てるスパイスとなって、私はさらに興奮の高みへと押し上げられていったんです。

――お願い…もう…イカせて。

 そう告げた時でした。彼はまたしても、舌の動きを止めたんです。

――ああ、いじわる…。

 驚きと落胆で、私は潤んだ瞳を見開きました」

サディスティックな目がセクシー

――ドキドキしっぱなしです。続けてください。

「私は彼を見つめていると、

――イカせません…まだお預けです。

 ソジュン君は、私の愛液で濡れた唇を緩めました。

――そんな…。

 私は眉根を寄せました。サディスティックな目をした彼は、ことのほか色香に満ちてセクシー。翻弄されていること自体が私にとってはご褒美のように感じてなりません。

 そして彼が次にした行為は、枕をヒップの下に置いたままのセックスでした。

――愛香さん、これ、欲しいですか?

 彼は勃起をワレメに2、3度すべらせてきたんです。

挿入を哀願すると…

――欲しい…欲しいの。

 私は哀願しました。直後、私のひざ裏をつかんで引き寄せた彼は、勃起をワレメにあてがったまま、一気に腰を送り込んできたんです。

 ズブズブズブ…ッ!!

――はあぁああっ!

 肥え太るペニスが、私の体をまっすぐに貫きました。

――おお、愛香さんの…さっきよりキツイ…。

――くうっ、ソジュン君…ッ!

 一気に最奥まで挿入された私は、あまりの気持ちよさに彼の名を呼ぶのが精一杯でした。内臓が押し上げられた衝撃で、悪寒めいた快楽が全身を包み、声が裏返ってしまって…。

オーディション番組で人気を博した彼が…

 その後、彼は私の脚を抱え込み、怒涛の乱打を浴びせてきたんです。枕を敷いている分、ペニスと膣肉の密着感が凄まじく、加えて先ほどとは全く違う角度での抜き差しが、猛烈な快美感を運んできたんです。

――はあっ…いいッ!

 私は揺れ弾む乳房を両手で揉みしだきながら、彼の胴突きに悲鳴をあげました。乳首が硬くしこり、それでも興奮で硬さを増す一方です。

――愛香さん、綺麗です…セクシーでたまらない…。

 彼は歯を食いしばり、呼吸を荒らげながら、なおも連打を見舞ってきました。穿(うが)たれるほどに体が肌熱を上げ、血液までもが沸騰しそうな興奮…ご理解いただけるでしょうか。

 日韓のボーイズオーディションで人気を博したソジュン君が私と性器を繋げ合っている――。改めてそう思うと体の震えが止まりません。いえ、きっと心も大いに揺さぶられていました。

 快楽、幸福感、優越感、もし心変わりされたら? という不安…。セックスの悦楽に溺れながらも、私の頭の中には様々なことがよぎっていきました。

――きゃあっ!

 悲鳴を上げたのは、彼が私の脚を持ち上げ、両肩に担ぎ上げたからです。

 最奥でハマっていた性器がさらにグッとめり込み、私は苦しさとともに愉悦の嬌声を放ったんです。

2度目の射精

――愛香さん…愛香さん!

 彼はエネルギッシュにペニスを叩き込んできました。膣肉がさらに浸食される感覚に見舞われ、私は彼の太ももに爪を立てながら、獰猛ともいえる抜き差しに悶えました。

(韓国の男性ってエネルギッシュ!)

 最初こそ前戯ナシのセックスに驚きましたが、そのパワフルさは凄まじかったです。やはり兵役に耐え抜いた体力が、セックスにも役立っているのでしょうか。

――ああ、愛香さん…イキます。

――ソジュン君…私も…イク、ああ…イクぅーーー!

 次の瞬間、ペニスが引き抜かれ、私の下腹にザーメンが噴射されたんです。2度目の射精にもかかわらず、濃厚な液がたっぷりとほとばしり、私は心から満たされていました。

――ソジュン君…私、幸せよ。

 彼に抱きしめられながら、私は心からの幸せを噛みしめたんです。

 こうして私たちの交際は本格的に始まりました。互いの家を行き来して、彼の作る韓国料理に舌鼓を打ったり、休日には映画野球観戦に行ったり…セックスも前戯の大切さを徐々に教えてあげたんです。

 素直な彼は『前戯、丁寧にやりますね』と私の要望に応えてくれて…。その後は日本人ならではの丁重な前戯や、韓国人のエネルギッシュなセックスで、さらに2人の愛が深まったでしょうか」

まさかの急展開

――よかったですね。順調なお付き合いで微笑ましいです。続けてください。

「ありがとうございます。でも…困ったことが起きたんです。その日も彼の部屋でセックスに耽っていた際、彼は唐突に言い出したんです。

――愛香さん、以前落選したオーディションのプロデューサーから連絡がありました。

 ペニスに貫かれながら、私は『えっ?』と目をしばたたかせると、ソジュン君は言葉を継ぎました。

――なかなか言えなくて、ごめんなさい。落選した練習生の中でも『人気上位7名でデビューしないか?』というオファーがあって…。

――その1人にソジュン君が…?

――はい。

天国から地獄に

 私は言葉を失いました。本来なら、おめでとうと言うべきでしょう。あれほど夢見ていたアイドルデビューなのですから。

(でも、彼がデビューしたら、私たちの付き合いは…?)

 韓国人アイドルは『ファンが恋人』の風潮があり、女性関係はタブー中のタブーです。

――な…なぜ、このタイミングで打ち明けるの?

 セックス中にこんな大事な話をするなんて…と彼に苛立ちをぶつけてしまって…。

――ごめんなさい。セックス中の愛香さん、すごく幸せそうだから…気分のいい時に話したほうがいいかと思って…。

 思いもよらない言葉に、私は彼のペニスを受け入れたまま、まさに天国から地獄に落とされてしまったんです」

 次回に続く。

(蒼井凜花/作家・コラムニスト)

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