化血研の隠蔽見過ごした厚労省 裏に業界団体との癒着構造
虚偽書類を古く見せるために紫外線を浴びせて変色させ、以前の担当者と筆跡の似た社員を探して過去の製造記録を書き直す――。国内のインフルエンザワクチンの3割を製造する薬品メーカー「化学及血清療法研究所」(化血研、熊本市)の隠蔽工作にはア然だ。
血液製剤やワクチンの不正製造の…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り952文字/全文1,092文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】