著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

舛添都知事の醜聞で完全に終わった自民党

公開日: 更新日:
自民党は責任を頬かむり(C)日刊ゲンダイ

 知り合いの自民党元幹部職員から電話があった。政治資金を私物化している舛添要一東京都知事の関係で、自民党は終わったというのだ。

「舛添は自民党が2010年に除名した人間だ。にもかかわらず14年、舛添が都知事選に出ると言うと、当時、幹事長だった石破茂は自民党都連の推薦を後押し…

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