新潟と福岡 2つの裁判官人事で気になる司法の独立

どこまで正常に機能しているのか、最近、懸念されるのが日本の司法だ。
驚いたのは、新潟地裁所長に都築政則という人物が栄転したことだ。都築氏は、自民党の甘利明が起こした「原発スラップ訴訟」と呼ばれる裁判を担当したことで知られる裁判官である。スラップ訴訟とは、言論の自由を封殺…
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