ヤマハ 中田卓也社長<3> 大ヒット商品を生んだこだわり

公開日: 更新日:
ヤマハの中田卓也社長(C)日刊ゲンダイ

 1980年代後半、演奏データを入力するだけで気軽に作曲や演奏を楽しめる装置「シーケンサー」は、安売り戦略を推し進める後発メーカーにシェアを奪われていた。

 30歳のとき、中田社長は商品開発のプロジェクトリーダーを任され、上から「巻き返しの一手を」との命を受けた。

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