文春側は徹底抗戦 清原「2億5000万円」訴訟の行方は?

公開日: 更新日:

 法外も法外だ。
 26日、週刊文春に薬物疑惑を報じられた清原和博(46)が、所属する「オフィスキヨハラ」を通じてマスコミ各社にファクスを送った。

 週刊文春を発行する文芸春秋社に対し、名誉毀損で計2億5000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟の準備を進めている、との内容だ。

 清原は01年にも小学館を相手に訴訟を起こしており、5000万円を請求して1000万円の賠償金を得た。当時は「ストリップ通い」で今回の「薬物疑惑」とは比べものにならないとはいえ、5倍の請求額だ。

 日大名誉教授の板倉宏氏(刑法)は「2億5000万円? 猛烈に高すぎます……」と絶句。

「いくらなんでもその額は……。仮に清原氏が勝ったとしても、せいぜい賠償額は1000万円程度ではないか。それにしても2億5000万円は吹っかけすぎです。確かに請求額が大きい方が賠償額も高くなる可能性もあります。しかし、その分、訴訟費用も高くなる。清原氏がこの金額のまま訴訟を起こせば数百万円、1000万円かかってもおかしくありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇