DeNA石川雄洋にズバリ聞いた 「たらい回しに不安は?」
「グリエルの加入は面白くないんじゃないの?」
DeNAの主将兼二塁レギュラーの石川雄洋(27)をめぐって、こんな話が聞かれる。6月にキューバの至宝といわれるグリエルが入団。二塁と三塁を守る助っ人の加入により、この石川がチームで最もあおりを受けているのは確かだ。その日のグリエルのポジションによって、二塁を守ったり、不慣れな中堅をやったりと、たらいまわし状態。
遊撃から二塁にコンバートされた12年以降、主に二塁手としてチームに貢献する一方、外野での出場はプロ10年目で一軍では7試合のみ。当然、守備への不安はあるはずで、それが打撃にも影響しているのか、打率・245と調子が上がってこない。石川本人は今の状況をどう思っているのか。話を聞いた。
――グリエルが加入したことによって、定位置の二塁ではなく中堅を守る機会が増えてきた。納得できないんじゃないですか?
「こればっかりは、今がこういう状況になっていますから……。今やれることをやるしかないという気持ちです」