中畑監督続投濃厚で組閣着手 DeNAヘッドに田尾氏が浮上
「中畑監督が来季続投しても、しっかりとした参謀が必要。具体的な調査に入っているとも聞いている」
DeNAの来季体制について、ある球界関係者がこう言う。中畑監督の来季続投が濃厚となっているチームは、すでに組閣作業に着手。重要ポストとなるのが、今季不在だったヘッドコーチの招聘だ。
「二宮前ヘッドは昨年5位の責任を取って二軍に降格。新たに進藤打撃コーチが作戦担当に就任しましたが、もともと中畑監督と接点があったわけではなく、中畑監督は相談事があれば、馬場、蓬莱両コーチと話をしていました。今季は4月2日の巨人戦(横浜)で継投に失敗、9-15と大逆転負けを喫して開幕ダッシュに失敗。Bクラスに終わったのは采配、選手起用で監督の参謀となり、コーチ陣のまとめ役となれる人物が不在だったことも響きましたね」(横浜OB)
高田GMの今季限りの退任、山下GM補佐の昇格が内定。山下GM補佐が中心となって、組閣作業を進めているとみられる。その山下GM補佐と中畑監督の2人に、意中のヘッドコーチ候補がいるという。
「田尾安志氏(60=元楽天監督、評論家)をヘッドとして招聘する可能性がある」と、前出の関係者がこう続ける。