シャルケはホームで惨敗 今や内田篤人は欧州では“タダの人”
日本代表DF内田篤人(26)が、欧州CLチェルシー戦(日本時間26日午前4時45分開始)惨敗の“戦犯”となってしまった。
開始早々、内田が攻め上がってポッカリと空いた左サイドを狙われ、ドリブルで突破したチェルシーFWジエゴ・コスタが強烈シュート。これが左CKとなり、チェルシー主将DFテリーがヘディング一発。いきなりの失点に毒気を抜かれたシャルケの選手は浮足立ち、ウィリアンのゴールとオウンゴールで前半を0―3で折り返すと、6万人の地元サポーターからは大ブーイングが起こった。
後半、何とか一矢を報いたいシャルケは、内田も何度か相手エリアに進入するが、気の利いたプレーは見せられず、それどころか、2失点に関与してしまう。
76分、内田がオフサイドトラップに失敗。チェルシーFWドログバに4点目を決められた。その1分後。チェルシーMFラミレスが中央から左サイドにパス。ドログバからのクロスを走り込んだラミレスがフリーでヘディングシュート。定位置の右サイドでドログバをマークしているはずの内田は、自ゴールの真ん前でラミレスのシュートを、呆然と見送ることしかできなかった。
内田は、アギーレ日本5戦目のホンジュラス戦(14日)で代表復帰。6―0の圧勝劇に大きく貢献した。しかし、二線級選手揃いのホンジュラスには通用しても、欧州サッカーの最前線では通用しなくなりつつある。
内田株、大暴落である。