メジャー夢見る日ハム中田翔の本心は「米国経由阪神入り」
「メジャーは夢がある世界。興味がある。向こうの雰囲気にも(自分は)合っていると思う」
日本ハムの中田翔(25)が20日、「たまッチ! PRESENTS プロ野球珍プレー好プレー大賞2014」(フジテレビ系)の収録で、将来のメジャー挑戦について熱く語った。
今季はパの打点王(100打点)を獲得。11月の日米野球では日本の4番として全5試合にフル出場し、3戦目にはガスリー(ロイヤルズ)から左翼へ2ランを放った。「ハムの4番」「日本の4番」として経験を重ねることで、あるいは海の向こうでもやれる自信が出てきたのかもしれない。
中田は日本ハム入団時に「30歳でヤンキースに移籍して、A・ロッドになる」と放言して周囲を驚かせたように、プロ入り前からメジャーに強い興味を抱いていた。
大阪桐蔭高時代、当時の記録を更新する通算87本塁打を放ち、投手としても最速151キロを誇った「怪物」に、メジャーのスカウトは1年時から密着マークを続け、実際に複数球団が獲得に動いた。中でもマリナーズは、07年のドラフト会議直前に米国からスカウト部長が来日。中田との面談も行っている。結局、本人は「高校から即メジャー」という選択はせず、日本のプロに進んだとはいえ、メジャーを意識しないはずがない。