周囲は「また捕まった」と…日ハム大谷を狙う“獅子身中の虫”
「熱心だし、それなりの理論も持っているんですけど、何しろ好き嫌いが激しくてね。自分になびかない選手に対してはクソミソで、平気で干したりもする。フロントも頭を抱えてますよ」
日本ハムのあるOBがこう言った。「フロントが頭を抱えている」のは某コーチだ。
「弁が立つせいか、タニマチも多い。それならひとりで出掛ければいいものを、厄介なのはタニマチとの食事にコーチや若手を連れていこうとすることなんです。そうやって食事しながら、コーチや選手を懐柔しようとする。若い連中の面倒をみるのは構わないんですが、自分に従わないと、手のひらを返して冷遇しますからね」(同)
キャンプ中、某コーチが若手を伴って外出するシーンを偶然見たフロントは「また、ひとり捕まったよ」とつぶやいたそうだ。
そんな某コーチが、ひそかに狙っているのがあの大谷とか。
なにしろ、いまをときめく、球界ナンバーワンの注目選手。大谷を連れて食事に出掛ければ、タニマチにも大きな顔ができるというもの。某コーチもキャンプインを前に腕を撫しているに違いないとはいえ、大谷はいまだ外出許可制だ。キャンプ中に同僚と食事をするのも、栗山監督の許可が必要になる。
「フロントは栗山監督を通じてストップをかけたいところだけど、悪い遊びをしに行くわけじゃないし、相手はコーチですからね。むげにはできないでしょう」とは前出のOB。
3年目の大谷の敵は身内にいるというのだが。