モラタが“古巣”撃沈弾 ユベントスがレアル下しCL決勝進出
CL準決勝の第1レグを1―2で落としたレアル・マドリード(スペイン)。対戦相手のユベントス(イタリア)をホームに迎えた第2レグ(日本時間14日早朝キックオフ)は、序盤からユベントスのゴールを何度も脅かし、前半23分にFWハメス・ロドリゲスがPA内で倒されたPKをエースFWのクリスティアーノ・ロナウドが冷静に決め、2試合合計のスコアを2-2のタイとした。
敵地で1ゴールを決めているレアル。このままだとレアルの決勝勝ち上がりが決まる。ところが後半12分、レアルゴール前の混戦からユベントスFWモラタが、PA内で左足シュート。ボールはGKカシージャスの手をはじき飛ばし、そのままゴールネットを揺らした。
結局、試合はこのまま1-1で試合終了。ユベントスが6月6日にドイツ・ベルリンで行われる決勝戦に駒を進めた。相手は、レアルとスペインの覇を競い合っているバルセロナ。注目ポイントはメッシ、ネイマール、スアレスの強力3トップを擁するバルサに対しレアルの猛攻をしのいだユベントスが、自慢の堅守速攻を武器に勝機をどう見いだしていくかだろう。