オーナー現場介入、監督辞意…揺れる楽天にファン離れ懸念
楽天の次期監督問題がかまびすしい。
大久保監督(48)の今季限りの辞任が表面化するやいなや、スポーツ紙は後任として酒井勉二軍監督(52)や橋上秀樹ヘッドコーチ(49)の内部昇格に加え、梨田昌孝氏(62)、与田剛氏(49)、佐々木主浩氏(47)、宮本慎也氏(44)、田口壮氏(46)、星野仙一シニアアドバイザー(68)らの名前をブチ上げた。
しかし、三木谷浩史オーナー(50)のもとで果たして、監督をやりたいという人がいるのかどうか。
■メジャーでも成功例はほとんどなし
三木谷オーナーは自身の「現場介入」を認めている。スポーツ報知のインタビューに答え、「介入というか、フロントと現場の一体化、協調ですね。(中略)今年は抜本的な球団改革の年にしたいんです。組織的なマネジメントとして、フロントと現場が一体となってコンシステンシー(一貫性)のある野球のスタイルを構築しようと」と話している。名ばかりのGMもいる日本のプロ野球界で新たなチーム作りを模索したいという意図は理解できるが、問題はやり方だ。