過熱する巨人の三塁争い 村田&岡本に割り入る“対抗馬”が
巨人の来季の三塁手争いが過熱しそうである。
高橋由伸新監督(40)は原前監督同様、「実力至上主義」を掲げている。衰えが見えるベテラン村田修一(34)に誰が引導を渡すのか、に注目が集まっているのだ。
1番手は来季2年目の岡本和真(19)。昨年のドラフト1位入団で秋季練習でも居残り特打や特守など、「強化指定選手」として重点的にしごかれている。
高卒1年目の今季は17試合で打率.214、本塁打1本。9月5日のDeNA戦では代打で登場して初安打初本塁打を記録し、「能力はある」と新監督も認めている。
今季終了直後、現役続行を希望していた高橋監督は、自主トレ先の沖縄の球場を予約。そこには岡本も連れて行くはずだったという。それだけ期待のルーキーに目をかけていたのだ。
対抗馬は高卒4年目を迎える辻東倫(21)。今季は二軍で打率.269。イースタンリーグ9位の成績でチームトップの有望株だ。二軍では遊撃を務めたが、来季の三塁手争いに割って入る可能性は高い。こっちも新監督がかねて目をかけていた選手である。さるチーム関係者がこう言う。