18年目にして「投手主将」に…阪神福原の“金本評”は?
阪神はプロ球界の中でも特異な球団だ。
フロントや監督が代わるたびに、割を食うコーチや選手が出てくる。かつてほどではないとはいえ、球団内部に派閥があるためらしい。
そんな阪神でプロ18年目、計6監督目にして「投手主将」に指名されたのがチーム最年長、38歳の福原忍だ。
今季61試合に登板して6勝4敗1セーブ。セットアッパーとして39ホールドポイントをマークし、2年連続で最優秀中継ぎ投手に。契約更改では3000万円増、自己最多の1億5000万円でサインした。
6日、福原を投手主将に指名したことを明らかにした金本監督によれば「のんびりしているように見えて、意外としっかりしている。きちんと意見も言う」そうだ。
投げ続ける体力はもちろん、そのあたりが阪神で長生きする秘訣に違いない。