「超変革」金本監督の足を引っ張ろうとOB連中“虎視眈々”
「一枚岩」ではなかった。
阪神は17日の中日戦(ナゴヤドーム)で2試合連続のサヨナラ負け。今季初の3連敗でBクラス4位に転落した。開幕してまだ20試合しか消化しておらず、首位とは2ゲーム差。しかも借金があるわけでもなく、ジタバタする理由はない。
だがしかし、この時期のたかが3連敗を冷ややかな目で見ているOBがいるのも事実だ。
実は昨年11月、大阪市内で行われた阪神タイガースのOB総会で、監督も経験した役員が怪気炎をブチあげたことは表沙汰になっていない。そのOBは、「球団はどうやって監督を決めているのか。金本(知憲=48)はコーチの経験もない。なぜOB会に相談せずに金本にやらせるんだ!」と息巻いたという。
すると、その発言を受けて別の監督経験者が、「そうだ、そうだ」と、同調の“合いの手”を入れたから、総会はにわかに不穏な空気に包まれた。その時だ。別の役員が手を挙げて立ち上がりこう一席ぶった。
「OB会というのは現場を応援したり、力になったりするためにあるんじゃないのか。こんなOB会なら辞めさせてもらうわ」