リオに望みも…シャラポワ“スポンサー離れ”で損失122億円
ドーピング違反で資格停止処分を受けている女子テニスのマリア・シャラポワ(29)。
25日(現地時間)にタス通信が報じたところによれば、ロシア・テニス連盟はシャラポワをリオ五輪代表に選出する方針だという。
国際テニス連盟(ITF)によるシャラポワへの正式処分は6月6日に下され、出場停止が解除されなければ、ランキング下位のダリア・カサキナ(19)と交代するとしている。
シャラポワは今年1月の全豪オープンで受けたドーピング検査で陽性反応を示したと告白して以来、スポンサー離れが相次いだ。
スポーツ用品、自動車メーカーなど複数の世界的企業がスポンサー契約を一時的に停止したり、契約更新を見送るなどした。
今後の処分次第では大口スポンサーを失う可能性もある。英紙「ザ・サン」によれば、スポンサー契約が全て解除されると、シャラポワの損失は1億ユーロ(約122億円)にも上るという。
シャラポワの命運はITFの裁定にもかかっている。