ドイツがスロバキアに圧勝で8強 堅牢守備で4戦連続無失点
ユーロの決勝トーナメント1回戦・ドイツ―スロバキア戦(日本時間27日午前1時開始)、ベルギーとハンガリーとの一戦(同午前4時開始)は「対戦カードの実力差がそのまま反映された試合内容、試合結果となった」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)。
中でも優勝候補ドイツはスロバキアをまったく寄せ付けず、前半にDFボアテング、FWゴメスのゴールで折り返した時点で戦意喪失のスロバキアは、ドイツのシュート19本(枠内7本)に対して7本(2本)と抵抗らしい抵抗も見せることができず、完封負けでユーロから去っていった。
「スロバキア戦のドイツは、攻守に“穴”は感じられず、非常にどっしりとした安定感を感じさせられた。そのベースになっているのが、GKノイアーを中心にした守備の堅牢さです。ハンガリー戦を終えて、グループリーグから4試合連続無失点。メジャーな国際大会では、なかなか達成できない快挙と言っていいでしょう」(六川氏)
準々決勝に勝ち上がったドイツは、28日午前1時に始まるイタリア―スペイン戦の勝者と対戦する。注目の一戦である。