最下位阪神 金本監督の“言動”にファンが怒濤のブーイング

公開日: 更新日:

■監督とキャプテンの間に吹く“隙間風”

 鳥谷は今年3月に出版した自著「キャプテンシー」の中で、覇気がないことや、声を出さないことの真意を《「覇気を感じさせれば、それでいいのか? 感情を出さないと、やる気がないことになるのだろうか?」そんなことはないはずだ……やる気を前面に出せば成績があがるというものでもないだろう》と語り、《覇気がない、闘志が感じられないと周りからみえるのは、常に考え、集中しているからだ》とも言っている。

 金本監督の就任直後に「全部ダメだ、変われ」と言われたことへの反論とも受け取れる。監督とキャプテンの間でコミュニケーションが取れていないどころか、隙間風が吹き荒れているようなのだ。

 鳥谷に厳しく当たる金本監督について、あるOBはこんな見方をしている。

「そもそも鳥谷は苦言をバネにして伸びる選手ではないし、リーダーシップもない。黙々とプレーして結果を出し、チームに貢献することがベストだと考えるタイプ。金本監督は広島時代、大して期待もされていない選手だったが、努力と負けん気であそこまでになった。性格も生き方も違う鳥谷に同じことを求めているとすれば、監督としては失格ですよ。鳥谷は気持ちを表情や態度に表す選手ではないが、精神的にかなり参っているんじゃないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 2

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  3. 3

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  4. 4

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  5. 5

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  1. 6

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  2. 7

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  3. 8

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  4. 9

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 10

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」