リオ五輪サッカーコロンビア戦 日本代表を素直にホメたい
面白かった。選手はよく頑張った。率直にそう思ったよ。リオ五輪、南米の強豪コロンビアに2点のリードを許し、これまでの日本選手なら下を向いてしまい、逆襲どころじゃなかった。メンタルの強さを頼もしく思ったよ。
2―2の同点に追い付いた後、コロンビア選手の足が止まった。日本選手はタフだったね。J2所属や今季J3でプレーした選手もいるが、下部リーグはハードワークしてナンボ。フィジカル的底上げにつながっていたとすれば、それが高温多湿のブラジルで生きた。
試合は「個」のコロンビアVS「組織」の日本という図式だったが、日本選手の技術の高さ、スピード、俊敏性、攻守の連動性といった部分で日本の良さが存分に出た。
注文を付けるとすれば「シュート力」と「プレーの力強さ」だね。
ワンツーのパス交換で局面を打開することはできていた。
その先にある「シュート」をもっと意識して欲しい。ワンツーで突破することを目的にするのではなく、あくまで「シュートに至るまでの道筋」という意識を持ってもらいたい。