報道陣にも禁煙指令…G原監督の異様テンションに周囲恐々
巨人の原辰徳監督(60)が31日、春季キャンプ地の宮崎に入った。到着した宮崎空港で行われた歓迎セレモニーで、「大歓迎ありがとうございます!」と声を張り上げた指揮官。3度目の就任となったこのオフは、編成も含めた「全権監督」としてFAの丸、炭谷を筆頭に岩隈、中島、新外国人のビヤヌエバ、クックを獲得し、他球団が「金満復活」と揶揄する大型補強を敢行した。
球団内からも、そのやりたい放題を危惧する声が上がる中、当の本人はこの日も異常なまでのハイテンションだ。宮崎神宮を参拝後、「私も含めて新戦力。僕自身も非常にフレッシュな感じでいる。デイ・バイ・デイ、一日一日を積み上げながら、チームを引っ張るメンバーが何人揃うか」と独特の“原語”を交えて力説。早朝の羽田空港では、前日に谷岡が一軍から三軍スタートに変更になったことを受け、「いい直球と落差のあるフォークがあるのになあ……」とした上で、「サラリーマンの世界ならクビだよな。ま、クビってことはないかもしれないけど、プロ野球選手の故障は職場放棄だから。仕事ができる、できない以前の問題。秋のキャンプでも、そう言ったんだけど」とキャンプイン直前に離脱した期待の若手をバッサリである。