川勝の一喝!
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日本人はトップスピードでの技術に?マーク
昨年3月に就任したハリルホジッチ監督は「タテへの意識づけ」「攻撃時のスピードアップ」を選手に求めている。 14年ブラジルW杯に出場したザッケローニ元監督は「自陣からビルドアップしていくパスサ…
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J2山形FW大黒の“エゴイズム”から得られるものは多い
5日のJ1で川崎FのFW大久保が、ゴン中山と並ぶJ1通算157ゴールを決めた。翌日には広島のFW佐藤が通算158ゴールをマーク。すかさず記録を更新した。 大久保は前線から中盤に下がり、ボール…
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ミラン本田はチームが求める役割を忠実にこなしている
ゲンダイ連載原稿をイタリアで書いている。 この時期、イタリアを訪れてセリエAや欧州CLの試合を現地でじっくりと観戦し、指導者としてのスキルアップに努めつつ、英気を養うのが恒例となっているから…
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<第22回>労を惜しまないだけでは五輪本大会で通用しない
23歳以下の日本五輪代表が強敵イラクを2-1で破り、リオ五輪本大会の出場を決めた。 チームを率いる手倉森監督、選手たちに「おめでとう」と伝えたい。 大会全体の印象は「外国人指導者が増…
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<第21回>高校サッカーとJユース出身選手の大きな違いとは
高校サッカー選手権は東福岡が3度目の優勝を飾り、史上6校目の「夏冬連覇」を達成した。旧知の間柄である志波総監督と準決勝の後、電話で「(優勝まで)いけるでしょう」と話した。 東福岡には高い技術…
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<第20回>メッシはトラップという罠を仕掛けて抜き去っていく
クラブW杯の決勝はバルセロナ(スペイン)が圧倒的な力の差を見せつけ、リバープレート(アルゼンチン)を3-0で下し、3度目の世界王者に輝いた。今のバルサに対抗できるのは、同じスペインのレアル・マドリー…
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<第19回>J1のCSとJ2昇格POのルールは変更するべき
J1リーグは、チャンピオンシップ(CS)決勝で広島が1勝1分けでG大阪を退け、3度目のリーグ優勝を飾った。年間勝ち点で1位の広島が勝ってホッとした。と同時に最終年間順位を聞いてビックリした。 …
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<第18回>年間王者は“紫”の予感
今季のJリーグが終了した。だが、まだ“何も”決まっていない。J1はチャンピオンシップ(CS)を控え、年間王者は決まっていない。J2にしても、4チームによる昇格プレーオフがある。 まだまだJの…
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<第17回>日本代表の弱点は競争意識が働いていないCBとGK
日本代表が12日、アウェーでシンガポールとW杯2次予選で対戦する(午後8時15分開始)。 6月のホーム戦は圧倒的に攻め込みながら、スコアレスドローに終わった。その後は3連勝でプレッシャーもな…
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<第16回>ご法度のミラン批判 非は本田圭佑にある
イタリア・セリエAのACミランがナポリに0-4と大敗した試合(4日)で、MF本田圭佑(29)は出番がなかった。 すると試合後に「今日の試合で経営陣、選手、サポーターは大きく傷ついたが、問題点…
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<第15回>闘莉王は代表になぜいない? W杯最終予選が不安
イラン戦を見ながら、ロシアW杯のアジア最終予選が不安になった。 W杯本大会で「タテに速いサッカー」をベースにジャイアントキリング(大番狂わせ)を起こしたい――。そんなハリルホジッチ監督の気持…
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<第14回>もう「東京Vらしさ」は過去のはなしである
J2は勝ち点74の大宮が首位を独走している(34節終了時)。これを追うのが勝ち点64の磐田と同59のC大阪だ。いずれも昇格レースの本命だけに妥当な順位と言える。健闘しているのが4位浮上の福岡(同58…
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<第13回>インテル長友は深刻な状況に置かれている
ミラノ市を本拠とするインテルとミランが激突するミラノ・ダービーは13日、185回目を迎えた。イタリアを代表する伝統の一戦である。 ミランMF本田は、トップ下のポジションでダービー初スタメンを…
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<第12回>「日本人は便利屋」を返上すべき
ドイツ1部マインツのFW武藤嘉紀(23)が、ブンデスリーガ3試合目のハノーバー戦で2ゴールを決め、W杯予選カンボジア戦(3日)のために凱旋帰国した。 武藤の先制ゴールは前半15分、FWハイロ…
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<第11回>岡崎慎司はマタドールのようだった
イングランド・プレミアリーグのレスターに移籍した日本代表FW岡崎慎司(29)が、開幕2戦目で移籍初ゴールを決めた。ウェストハム戦の前半27分、バーディーからの左クロスを右足アウトサイドでボレー。一度…
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<第10回>Jの外国人を「爆買い」の中国に日本は諦めムード
川崎FのFWレナトが7月16日、中国Cリーグの広州富力に電撃移籍した。13日に正式オファーが届き、川崎Fが拒否すると広州富力は6億円の違約金をポンと払い、年俸5000万円だったレナトには2億円の3年…
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<第9回>新国立を中途半端な「ハコモノ」にしてはいけない
初めて国立競技場の芝生を踏んだのは、1977(昭和52)年の元日だった。第55回全国高校サッカー選手権が、関西から首都圏開催となった初年度のことである。京都商(現京都学園高)の主将として、天皇杯決勝…
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<第8回>「個」が目立ってこそ世界的な選手に近づいていく
リオ五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表とU-22コスタリカ代表との一戦が仙台(1日)で行われ、日本が2-0で勝利を収めた。 この試合で、日本が得意とするテンポの良いパス回しではな…
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<第7回>男子日本代表はメンタル面も含めて緩過ぎた
ロシアW杯アジア2次予選の初戦・シンガポール戦は、日本代表の課題が出た試合だった。まずは、20本以上のシュートを打ちながら、無得点に終わった日本の決定力不足。アジアが相手でもシュートのテクニックが低…
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<第6回>バルサCL優勝 メッシの存在感はさすがだった
欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝はスペインのバルセロナが、イタリアのユベントスを下し、4年ぶり5度目の優勝を果たした。 前半4分にバルサが先制。後半10分にユーベFWモラタのゴールで追い…