「シンプル思考」で上手くなる
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ダウンスイングは左足のつま先に体重を乗せる
プロの連続写真を見ていると、アドレスとインパクトでは左足のつま先の向きが違っていることに気がつく。アドレスでは目標方向に少し開いて構えている左足のつま先がインパクトではほぼ正面を向いて直角(スクエア…
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ダウンスイングはガニ股
「ダウンスイングは左ひざから」は今も昔も変わらないスイングの基本である。 ドライバーショットをするときはバックスイングで体を十分にひねると、左ひざはボールの内側まで入ってくる。 だから…
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左ひざは前に向けてバックスイング
戦前の第一人者・宮本留吉は引退後、大阪から東京に移った後はクラブ作りとレッスンに専念した。ゴルフ雑誌の連載を担当していたので、頂いた「TOM・MIYAMOTO」というハンドメードのウッドクラブは、今…
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アドレスはボールの6~8センチ後ろにソールする
日本オープン6回優勝の宮本留吉は身長160センチと体は小さかった。けれども1935年に東京ゴルフ倶楽部朝霞コースで開催された日本オープンではびっくりするくらい距離が出て、一人だけパー5で2オンして優…
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スイングプレーンは使用クラブで変わる
ボールと自分の首の付け根を結んでできる傾いた平面を、スイングプレーンといっている。この傾いた平面に沿って両肩を回転し、平面をなぞるようにクラブヘッドを振れば、スイングプレーン上をスイングしていること…
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スイングは手を体の正面から外さない
両腕の構え方によってスイングは大きく左右される。基本的には両手でクラブを持って頭上に振り上げたら、そこから力を抜いてクラブヘッドを地面に下ろしたときの両腕(肘)が一番自然な構え方である。 と…
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バックスイングは左わきを体につけたまま捻転
アベレージゴルファーのスイングを見ると、バックスイングで楽をしているために、いいショットが出来ないでいる人が多い。 「バックスイングを楽に上げろ」と言われている人も多いと思う。 この場…
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スイング中のフェースは右手のひらと同じ向き
「体の前で両手を合わせておいて、右手のひらで左手のひらを叩いてみれば分かる」 バックスイングの上げ方が分からないという人がいると、戸田藤一郎は必ずそう言って教えた。 かしわ手を打つとき…
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胸はバックスイング右、フォロースルー左
ドライバーを持てば、飛ばすことしか考えていない人が多いと思う。 だから、田原紘の「シニアのための猛特訓ゴルフ塾」を取材に行ったとき、ドライバーでフルスイングして100ヤードぐらいの短い距離を…
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リズムは左足かかとでつかむ
ボールに構えて完全に静止した状態からバックスイングを始めるのは難しい。プロのアドレスを見ていると、じっとしているようでも足とか手はかすかに動いている。だからアドレスは静止状態ではないと言うプロが多い…
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どんなクラブでもテンポは同じ
1973年、NHKが「世界最強のゴルファー、ジャック・ニクラス」というテレビ番組を放送したことがある。 その中でニクラスは、「どのクラブもスイングのテンポは変わらない」と言って、2番アイアン…
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スイングは形ではなくリズムが大事
シニアツアーには昔から親しくしているプロが多いので、この連載は試合を取材に行ったとき話を聞いて、まとめた記事が多い。 シニアツアーのシード選手として活躍している高松厚は22歳でゴルフを始め、…
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トップとフィニッシュは左右対称
「バックスイングで左腕を真っすぐ」「フォロースルーでは右腕を伸ばせ」とレッスン本にはよく書いてある。プロのスイングを見ると、確かにトップスイングでは左腕が真っすぐになり、フォロースルーでは右腕が伸びて…
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インパクトは手が体の正面
「インパクトはアドレスの再現」、あるいは「体の正面でボールをとらえる」といっても、全身を真正面に向けてインパクトするという意味ではない。 プロの写真を見ても分かるように、アドレスとインパクトで…
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おんぶした子供を落とさないようにバックスイング
トップスイングでクラブヘッドが垂れ下がるのをオーバースイングといっている。 「トップでシャフトは地面と水平」といわれているけれど、ヘッドが垂れても、体がちゃんと回ってスイングプレーンから外れな…
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飛ばすには左ひざを軸にしてクラブを振り抜く
「バックスイングは腕が足をリードし、ダウンスイングは足が腕をリードする。バックスイングはクラブヘッドから動き出して最後に左足が動く。上体の動き(捻転)に引っ張られるようにしてトップスイングで左かかとが…
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クラブは左腕ローテーションを使い振り切る
「フェースを開いて上げるとスライスする」とよくいわれる。そのため、クラブフェースをボールに向けたままバックスイングしようとする人がいる。 しかし、バックスイングで体を右に回して一緒にクラブも内…
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グリップエンドをボールに向ける
ヘッドを利かせてボールを遠くへ飛ばすには、できるだけ手首を柔らかく使いたい。 右手は野球のピッチャーがスピードボールを投げるときのように柔らかく使わなければならないといわれているけれど、その…
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バックスイングで右足フォロースルーで左足
ボールを遠くへ飛ばすには「体重移動」が不可欠であることは今も昔も変わらない。「左1軸スイング」という言葉がよく出てくるけれど、アイアンならともかく、ドライバーで左足に体重をかけたまま体を回すことはま…
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ダウンスイングは左半身リードから右手を使う
「右投げの速球投手は右より左半身の筋肉がよく発達している」 昔、NHKの教育テレビで、稲尾和久投手がそう言っていたのを今でもよく思い出す。 右投げのピッチャーは、左半身でリードしてから…