世界最先端スイング2018
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練習場ではゴムティーを打ったほうがスイングが良くなる
素振りではスムーズにクラブを振り抜けるのに、いざボールを前にするとスイングが激変し、ボールに当てにいくだけの情けないスイングになってしまう……。 素振りと本番(実際のスイング)が大きく異なる…
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テークバック始動の部分では手元もヘッドも真っすぐ動く
今季メジャー第3戦の全英オープンは、最終日にスコアを2つ伸ばしたフランチェスコ・モリナリがクラレットジャグを手に入れた。イタリア人がメジャータイトルを手にしたのは初めてで、この優勝でモリナリは世界ラ…
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ダウンスイング後半ではヘッドと手元の位置を入れ替える
プロとアマチュアのスイングを比較すると、いくつもの違いがあるが、そのひとつがアイアンショットのヘッド軌道だ。 プロはインサイドから下ろしながらもヘッドが上から入る。 対して、アマチュ…
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トップで右ひじを真下に向ける意識を持つとシャフトクロスを矯正できる
自分ではコンパクトなトップを心がけているつもりなのに、スマホでスイングを自撮りしてみるとオーバースイングで、なおかつトップでシャフトクロスになってしまっている……。 シャフトクロスとはトップ…
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右肩を残しシャフトの回転でフェースを返すと引っかけミスが減る
ドライバーは右曲がりのミスが多いのに、ショートアイアンを手にすると、ドライバーとは逆に、左曲がりのミスを連発してしまう……。 9番アイアンやウエッジを手にした時、左に引っかかる悩みを抱えるア…
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大型ヘッドを使いこなすコツはインサイドから振り下ろす
ドライバーもアイアンも、今どきのクラブはヘッドが大きい。大きなヘッドは見た目に安心感があるだけでなく、慣性モーメントも増大するので、芯を外しても左右に曲がりづらくなっている。 その一方で、ヘ…
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バンカーショットが苦手な人は目標方向よりも左に砂を飛ばすといい
普通のショットに比べれば、わざとダフらせて打つバンカーショットの方が簡単……。 それを証明するかのように、プロや上級者はバンカーショットをそれほど苦にしない。目玉のような特殊なライを除けば、…
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ダウンスイングでヘッドが動く方向と手元が動く方向は一致しない
今季メジャー第2戦「全米オープン」の前哨戦である「フェデックス・セントジュード・クラシック」はダスティン・ジョンソンが2位に6打差をつけて優勝。ジョンソンはこの勝利で4週間ぶりに世界ランク1位に返り…
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世界基準はダウンスイングでシャフトの角度を変えない
シャフトを立てる、それとも寝かせる……。 昔はダウンスイングで「シャフトを立てろ」というアドバイスをするプロが多かったが、最近は「シャフトを寝かせろ」と教えるプロが増えてきた。 シャ…
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ドライバーは“出前持ち”の形がボールのつかまりをよくする
今どきのドライバーはヘッドが非常に大きく、ミスに強くなっている。 芯の広さの目安となる慣性モーメントは昔のドライバーに比べると1・5倍ほど高くなり、スイートエリアが広がっている。 芯…
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ドローボール極意はフォローにかけて右手が左手を追い越す
先週の米ツアー「AT&Tバイロン・ネルソン選手権」は、3日目に首位に立ったアーロン・ワイズが、最終日もスコアを6つ伸ばして優勝。ワイズは今季から米ツアーに本格参戦したルーキーで、初勝利をキャリア26…
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水平素振りが「インサイドイン」に振る感覚を養う!
先週の米ツアー「プレーヤーズ選手権」は初日から首位キープのウェブ・シンプソンが、2位に4打差をつける18アンダーで逃げ切り完全優勝。5年ぶりにツアー通算5勝目を挙げた。 国内ツアー「日本プロ…
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飛距離増に最適 ダウンスイングで右肩をトップ位置に残す
先週の米ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」は3日目を終えてトップに立ったジェイソン・デイ(豪州)が最終日もスコアを2つ伸ばして、通算12アンダーで優勝。これでツアー通算12勝目を手に入れて世界ランク…
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ダウンスイングでは右前腕とシャフトが重なるのが世界水準
米ツアーに挑戦して、15試合目で優勝を手に入れた小平智。先週帰国して、今週は国内男子ツアー「中日クラウンズ」に出場している。練習日に大会会場で小平のスイングをじっくりと観察したが、ドライバー、アイア…
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インパクトでジャンプアップすると地面反力を使ってヘッドスピードが効率よく上がる!
先週の米ツアー「RBCヘリテージ」では3ホールに及ぶプレーオフの末に小平智が優勝。15戦目にして、青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹に続き、日本人選手5人目の米ツアー優勝を果たした。 小平…
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トップからダウンの切り返しでシャフトを寝かせる
今季メジャー初戦「マスターズ」は、大会2日目にトップに立ったパトリック・リードが1打差で逃げ切って、初のメジャー制覇、初のグリーンジャケットを手に入れた。 このマスターズと同週に、国内では千…
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テークバックで一番大事なことは「背骨を左に傾ける」こと
先週の米ツアー「シェル・ヒューストンオープン」ではイアン・ポールターが最終ホールでバーディーを奪いプレーオフに進出。プレーオフ1ホール目に確実にパーで上がって勝利を手にした。 ポールターは2012年…
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“歩き連続打ち”で下半身からダウンスイングする感覚を掴む
先週の国内女子ツアー、アクサレディスは、通算12アンダーでホールアウトしたフェービー・ヤオ(台湾)と比嘉真美子のプレーオフの末、ヤオが3ホール目でバーディーを奪って4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた…
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タイミング良くコックする感覚は長い棒でつかむ
先週の米男子ツアー、アーノルド・パーマー招待は、最終日のバックナインで一気にスコアを伸ばしたローリー・マキロイが逆転で優勝。 2シーズンぶりの勝利となり、これで米ツアー通算14勝目を手に入れ…
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肩を上下に動かすとショートパットが劇的に安定する
先週の米男子ツアー、バルスパー選手権は最終日に6アンダーを出したポール・ケーシーが逆転で優勝。復活優勝を期待されたタイガー・ウッズは最終日にスコアを伸ばし切れなかったものの、それでも1打差の2位タイ…