ビッグスギ直撃 インタビューレッスン
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パットは曲がるラインであっても打ち出しはストレートに
昔は奥に向かって上っている受けグリーンが多かったので傾斜を読みやすかった。しかし、今は大きなベントグリーンが多く、アンジュレーションも複雑になっている。奥に向かって下っているグリーンも少なくない。そ…
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パットがしやすいところを狙うマネジメントが大事
今でも日本のゴルフ場は2グリーンが多い。それぞれのグリーンは比較的小さくて、手前から奥に向かって高くなる“受けグリーン”が多い。しかし、最近はベントの1グリーンを採用するゴルフ場も増えてきて、面積が…
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ボールは左寄りに 速いグリーンはフォロースルーで転がす
今や日本のゴルフ場もべントグリーンがメインの時代になり、アメリカ並みの速いグリーンになっている。コーライグリーンは芝目に負けないようにヒットしなければならないといわれていたが、速いベントグリーンはど…
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カップまで10歩の平らなロングパットでスピード掴む練習を
日本のゴルフ場はコーライグリーンが少なくなり、ベントグリーンがほとんどになった。グリーンの状態はよくなり、転がりも速くなった。グリーンの速さはスティンプメーターで計測し、数字で表示するコースも増えて…
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バンカー越えアプローチはフェースを開いて大きなスイング
バンカー越えでグリーンを狙うアプローチは、ラフにボールが沈んでいても50ヤードぐらいの距離があればサンドウエッジでフルショットに近いスイングができるけど、20ヤードぐらいになると距離感が難しくなる。…
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距離のあるバンカーショット練習はハーフトップ気味に打つ
フェアウエーからサンドウエッジ(SW)で50ヤード打てる人はバンカーでエクスプロージョンショットをしても30ヤードは届くといわれる。では40ヤードぐらいの距離のあるバンカーショットはどうか。杉本英世…
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足裏で確認 バンカーショットは砂質によって打ち方変わる
バンカーの砂の状態はさまざまだ。厚くて軟らかい砂、薄くて硬い砂、普段は軟らかくても、雨が降ると締まって砂が硬くなることもある。 それによって打ち方は違ってくる。そんな砂質による打ち方を杉本英…
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バンカーショットはバウンスをボール手前に落とす
プロのバンカーショットはスピンが利いて、グリーンでキュッキュとよく止まる。「グリーンサイドのバンカーショットはボールの2、3センチ手前をダフる」といわれているのに、どうして止まるのか。バンカーでバッ…
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バンカーショットはヘッドの高さを利用して左手で振り抜く
「バンカーショットは砂を爆発させることでボールが出ていく」といわれるので、砂の抵抗に負けないように右手で強く打ち込むアマチュアが多い。 しかし、杉本英世プロによると、バンカーショットはサンドウ…
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バンカーショットはソールで砂を削り取るようなイメージ
バンカーショットは別名エクスプロージョンショットといわれている。エクスプロージョンは爆発という意味だ。サンドウエッジで砂を爆発させてボールを打ち出すのがバンカーショットだといわれている。 し…
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種類豊富なバウンスのおかげでバンカーショットは容易に
バンカーショットは「ボールの手前3センチぐらいにヘッドを入れてやるので、アプローチショットの3倍近いスイングをしないとボールは出ていかない」とよくいわれる。 しかし、杉本英世プロは「今のサン…
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グリーン回りのアプローチはボールの落とし場所を明確に
グリーン回りのアプローチは何よりも距離感が大事だと分かっていても、アマチュアはなかなかワンパット圏内に寄せられない。そもそもアプローチの距離感はどういうふうにして掴むのか、距離を打ち分けるにはどうし…
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ランニングアプローチは上げたヘッドを構えた位置に戻す
ツアー競技では最近、ロフトの立ったクラブでランニングアプローチをするプロはあまり見かけない。ピッチングウエッジやアプローチウエッジのロフトを立てて、かなりキャリーさせてから転がして寄せるプロが多くな…
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ピッチエンドランは左リードで右手首を曲げたまま振り抜く
花道からのアプローチは、ピンのだいぶ手前に乗せてから転がして寄せるピッチエンドランが一番、寄せワンの確率が高いといわれている。 ピッチエンドランで使うクラブは、昔はピッチングウエッジや9番ア…
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最新ウエッジのピッチショットは小細工せず大きく振り抜く
やわらかく球を上げてバックスピンで止めるピッチショット。昔はヘッドを鋭く低く振り抜いて止めるプロが多かったが、今はゆったりとしたテンポでやわらかく振り抜いて止めるショットに変わっている。 昔…
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ピッチショットは右ひじを支点にバックスイング
ウエッジで球を上げるアプローチ(ピッチショット)は、イメージよりもバックスイングが大きく上がり過ぎるためにインパクトで加減してミスしているアマチュアが非常に多い。距離に応じたバックスイングについて杉…
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ピタリと止めるピンチショットはフェースを開いて上げる
身長178センチ、体重90キロのビッグスギこと杉本英世プロは日本一のロングヒッターであると同時にピッチショットの名手としても知られていた。 ピンの近くに落としてピタリと止めるピッチショットの…
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テークバックは手首が「親指付け根側」に折れるように
「ノーコック打法」というスイング理論があって、正確なショットには手首をあまりコックしないほうがよいという考え方がある。特にショートアイアンは飛ばす必要がないので、手首を使わないほうがよいと教えるプロも…
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体重は五分五分 アイアンはボールを真上から見て構える
今のアイアンは昔のようにダウンブローに打ち込まなくても球が楽に上がるようになったといわれる。やさしくなったといわれているけれど、どんなスイングをしたらいいのか、杉本英世プロに聞いた。 ――最…
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最近のアイアンは上から打ち込まなくても楽に上がる
昔のアイアンはヘッドが小さくてフェースも薄かった。それが今はドライバーの大型化に歩調を合わせるようにアイアンもヘッドがかなり大きくなった。最近のアイアンの打ち方について杉本英世プロに聞いた。 …