参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

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「ホントなのか!」──と、政界に衝撃が走っている。

 6月30日の公明新聞が、<参院選 直前の情勢><7選挙区急変 猛拡大を>──と大きな見出しを掲げ、公明党が擁立する7選挙区の候補者は、全員、落選しかねないと分析しているのだ。

 公明党が候補者を出すのは、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の複数選挙区。

 兵庫(定数3)については「追うも離され4番手」、福岡(定数3)は「落選の危機」、愛知(定数4)は「はじき飛ばされ、6番手に沈んでいる」、埼玉(定数4)「6番手」、神奈川(定数4)「はじき飛ばされて圏外に」ーーなどと、いずれも当選圏外だとシビアに評価。

 東京(定数6)と大阪(定数4)も、「横一線で争う」「横一線の大混戦」と厳しくみている。

 組織を引き締めるために、わざと厳しめに分析している可能性もあるが、「はじき飛ばされて圏外」などと、もはや当選の目がないかのように報じるのは異例だ。

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