国民が知らない 強欲医師の賃上げ闘争
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成り手不足解消には癒着三角関係の排除と報酬再配分が必要
2024年4月から医師の残業の限度時間が「月45時間、年360時間」に規制される。そこで問題になるのが、重症患者が全国から押しかける大学病院などの大病院だ。なかでも深刻な医師不足が指摘されている外科…
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厚労族支える楽して儲けたい開業医 知られざる日医の実態
自民党厚労族の実力者である田村憲久元厚労相は、診療報酬のプラス改定の先頭に立つ。だが、国民が払う医療費の65%は医師の人件費。診療報酬アップはすなわち「医師の賃上げ」だ。ツケを払わされる国民は、たま…
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首相と昵懇の日医会長 患者の味方ヅラして収入減に待った
民間病院院長の平均年収は3059万円、医師全体でも1200万円。それでも日本医師会(日医)は、国民の負担増につながる医師の賃上げに狂奔中だ。先頭に立つ横倉義武会長は、安倍首相と懇意である。 …
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厚労相も“身内” 自民最大スポンサー医師会の絶大な資金力
「20年度の診療報酬については、前回を大幅に上回る改定を確保する!」 11月26日、日本医師会ベッタリの自民党厚労族議員らでつくる「国民医療を守る会」が総会を開き、医師の賃金の原資である診療報…
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現役世代の健康保険料率アップで財源確保 日医会長の暴論
医師の高賃金を支えているのは、国民が支払う診療報酬である。 政府は2年に1度、診療報酬を改定するが、過去に医師の賃金カットに手を付けたのは小泉純一郎政権当時の2度だけ。それ以外は、医師の賃金…
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負担が膨張しても自分の選挙のために高賃金に目をつむる
今月13日に厚労省が発表した「医療経済実態調査報告」によると、昨年度の民間病院の院長の平均年収は3042万円、医療法人の診療所(クリニック)の院長の平均年収は2807万円だ。国公立病院の院長の年収は…
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国民不在の賃上げ交渉…医師会の“恫喝”に屈した自民厚労族
永田町と霞が関を舞台に、国民不在の“医師の賃上げ交渉”が水面下で進められている。 2017年に厚労省が公表した「賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は約1230万円。サラリーマンの…