緊急連載 コロナ禍で激変する受験
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<9>休校中に授業実施で人気上昇の私立中は志願者が増えた
2021年の中学入試は志願者が増えそうだ。すでに実施されている大手塾などの模擬試験では、受験者が増えているという。コロナ禍による景気後退をにらみ、私立中志望者は減るのではないかと見られていたが、正反…
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<8>受験生は必読 コロナ禍で実際の入試はどう行われるのか
コロナ禍で、実際に入試がどう行われるのかは気になるところだ。試験場で罹患すればクラスターになるし、その後の試験も受けられない。そこで、文科省は「令和3年度大学入学者選抜に係る新型コロナウイルス感染症…
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<7>学部志望動向は“理高文低”が鮮明になりそう
受験生の学部選びは、卒業後の就職を考えながら選ぶのが一般的になってきている。大学の就職状況がどうなっているのかに注目が集まる。 大学の就職状況に大きく影響するのが景気の動向だ。景気が良ければ…
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<6>首都圏の大手私立大の「入試改革」で人気が一変した
2020年度から大学入試改革が行われる。ところが、新しく始まる共通テストの目玉だった民間英語試験の成績活用、数学と国語での記述式問題の出題は、紆余曲折の末に見送りになった。 高校時代の活動歴…
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<5>コロナ禍で「面倒見が良い」と大手私大の評価がアップ
大学通信は例年、全国の進学校の進路指導教諭にアンケートを実施している。2020年7月に2000校を対象に実施し、925校から回答を得た。その中で「面倒見が良い大学」はどこかを聞いている。アンケートで…
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<4>感染防止策として「共通テスト利用入試」の人気が復活
コロナ禍で一般選抜が様変わりする中、注目を集めているのが共通テスト利用入試だ。これは私立大が実施する方式で、2020年まではセンター試験利用入試と呼ばれていた。 国公立大入試は、一般的に共通…
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<3>東大、京大、早慶など難関大が入りやすくなるのか?
2021年入試では、受験生の地元進学志向が強まると予測されている。しかも、今までの地元志向とは少し意味が異なる。これまでは、地方在住の親が少子化で子どもが少ないこともあって、わが子を手元に置いておき…
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<2>年明けの新型コロナ感染拡大恐れ「一般選抜」敬遠か?
2020年度からの大学入試改革で入試の名称が変わった。従来の推薦入試は学校推薦型選抜、AO入試は総合型選抜、一般入試は一般選抜となった。最近では学力中心の選抜である一般選抜での入学者が減少し、総合型…
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<1>共通テスト志願者は過去最大の減少に 浪人生は約2割も
新型コロナウイルスは国民生活のあらゆる場所、場面を直撃した。受験生もその一つだろう。中学や高校は突然の一斉休校から始まり、長期間のオンライン授業などを余儀なくされた。学校側は夏休みや冬休みの期間短縮…