我孫子ゴルフの流儀
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失敗した2ndの直ドラは貴重な経験 2オンの可能性があれば挑戦するのが私のスタイル
日頃からドライバーの始動で、クラブヘッドのソールを30センチほど芝の上で滑らせていた私は、「NECワールドシリーズ」会場(ファイアストーンCC)の粘り気があるベント芝ではヘッドが滑らず、ちょっと焦っ…
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戸惑った米ツアーのベント芝…始動はグリップが先、ヘッドは遅れて上がる
1985年「NECワールドシリーズ」に出場して、会場のファイアストーンCC(米・オハイオ州)で最初に戸惑ったのは、テークバックでヘッドが芝に引っ掛かることでした。 それまで私は、ドライバーで…
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距離の長いパー4は3打目、パー5は4打目に頑張ればいい
「中日クラウンズ」に勝って招待された「NECワールドシリーズ」会場のファイアストーンCC(米オハイオ州)にはモンスターと呼ばれる名物ホールがあります。 あのアーノルド・パーマーが大叩きをしたと…
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ドライバーを飛ばしたいと力む必要ナシ 3打目勝負なら肩の力が抜ける
私が「中日クラウンズ」に勝った1985年当時、日本ツアーで優勝すると全部の試合ではなかったと思いますが、ファイアストンCC(米オハイオ州)で開催される「NECワールドシリーズ」に招待されました。 …
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研修生時代の遊びで身に付けたウエッジ技術があって良かったとつくづく思った
春先のビッグトーナメント「中日クラウンズ」会場の名古屋GC和合コースは、おまんじゅう形の小さな砲台グリーンが多くて、なかなかパーオンするのが難しいという話をしました。 グリーンを外すとだいた…
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中日クラウンズ優勝に貢献した特注の「60度サンドウエッジ」
春に開催されるビッグトーナメント「中日クラウンズ」は、敷居が高いと言ったら語弊があるかもしれませんが、出場人数が少なく門戸が狭い大会です。 外国人選手の優勝が目立つ大会でもあり、私が優勝した…
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85年中日クラウンズではオーバーパーを叩かず中嶋常幸に逆転で優勝
私が「中日クラウンズ」で優勝したのは1985年でした。 予選ラウンドをイーブンパーの12位タイで通過。首位は中嶋常幸で6アンダーです。2位と3打差もあったから中嶋の楽勝ムードだったのです。 …
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アマチュアは1日を4分割してプレーを組み立てる 上がり3ホールはリズム重視で
1984年に韓国で行われた「東海オープン」で初めて4日間競技で勝てた私は、最終日の戦い方の難しさを何とか乗り切れたのですが、まだまだ「克服した」とまで言い切れませんでした。 4日間ずっと好調…
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「詰めが甘い海老原」の汚名返上 韓国での「東海オープン」最終日に5打差からの大逆転V
私が初めて4日間競技で優勝したのは、1984年に韓国で行われた「東海オープン」でした。国内開催の「関東プロ選手権」と同週の試合です。 当時はシードを持たない選手は月例のポイントで出場権を得て…
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右手でピンポン球を投げて「ボールの回転と曲がり方」の原理を知る
私が欧州シニアツアーで転戦を始めたとき、最初は女房にキャディーを頼みました。ゴルフの経験などまったくないので、ただ電動の手引きカートにクラブを載せて運ぶだけの役割です。 それでも、プレーの合…
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イップスの原因にも…「うまく打ちたい」気持ちがスイングを乱す
ボールにうまく当てたい、ボールをうまく打ちたい──、そういう気持ちが当てにいく動きになって、振り切るスイングができなくなる原因だという話をしてきました。 これはアマチュアばかりではなく、プロ…
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アマチュアのゴルフ上達に欠かせない「3つのステップ」
ゴルフの上達には段階があります。まず、上手になるためには、何をするべきかを考えます。 この段階はレッスンプロに習っている人だったら、取り組む課題をプロに任せてもいいでしょう。 もちろ…
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上達の近道! テーマを持ってコースに出たら18ホールやり通す
アマチュアが、「練習場ではできるのに、コースに出るとできなくなっちゃう」とぼやいているのをよく耳にします。 そして、「また練習場からやり直しだな」と言っています。 そんな会話を聞くと…
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インパクト時の肩からボールまでの距離をイメージする
スイングするとき、体のどこかを意識するというのも大切です。 テークバックするときに肩を意識したり、背筋を意識したりするのです。 私は右の背筋を意識してテークバックすることもあれば、左…
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クラブは「点」ではなく「ゾーン」に向かって振り抜く
当てにいっちゃダメという話をしました。 プロを目指している人とか競技ゴルフをしている人以外の大多数のアマチュアの人は、残念ながら当てにいくインパクトになっています。 その原因は「うま…
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練習場に持っていくのは7番アイアン1本でいい
インパクトでは自分の膝も体が伸び上がったほうが、スイングの円も大きくなるし、円が大きくなればパワーも出るという話をしました。 体の次は手です。 ほとんどの人は、プロもアマも問わず、手…
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膝を曲げた状態のインパクトでは下半身の力が使えない
佐藤精一さんにフェードボールを打つコツを教わったときに「インパクトで左膝を伸ばせ」と言われたという話を以前しました。 この「左膝を伸ばせ」というのは、フェードボールであろうとドローボールであ…
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持つクラブや何をやりたいかでグリップの握りの強さは違う
我孫子GCのプロ、研修生はバンカーで練習することが多かったので、自然とグリップは強く握るようになります。そうしないと砂の抵抗でフェース面が変わってしまうからです。砂の抵抗に負けないぐらいの力が必要だ…
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ガニ股で下半身の動きを極力抑えておけば打点が安定する
シャフトのしなりを感じながらボールを打つ“はじき出し”の練習の話をしましたが、このとき膝にも「目」がついていると考えてみてください。 もちろん膝に視力があるわけではありません。しかし、頭につ…
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「シャフトのしなり」を感じる練習…“はじき出し”をやってみる
インパクトのときシャフトはアドレスの状態のまま棒のように真っすぐになっているわけではありません。必ず弓のようにしなっています。このしなり具合はヘッドスピード、あるいはシャフトの硬軟、キックポイントに…