「ゴッホと静物画-伝統から革新へ」(SOMPO美術館)開催を記念して入場券を3組6人にプレゼント

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名だたる画家たちの静物画とともにゴッホを紹介

 1853年、オランダの牧師の家に生まれたゴッホは27歳で画家になる決意を固め、亡くなるまでの10年間に大胆な筆致と強烈な色彩という独自のスタイルによる2000点以上の作品を手がけたポスト印象派を代表する画家だ。ゴッホを愛してやまない絵画ファンも多いことだろう。

 東京・西新宿のSOMPO美術館ではそんなゴッホの作品を中心に集めた特別展「ゴッホと静物画-伝統から革新へ」を来春1月21日まで開催している。

 本展では国内外25カ所からの出展作品全69点のうちゴッホによる油彩画25点を展示。17世紀のオランダから20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ドラクロワ、マネ、モネ、ルノワール、ゴーギャン、セザンヌ、シャガールなどといった名だたる画家たちの静物画とともにゴッホを紹介、ゴッホが先人たちから何を学び、それをいかに自らの作品に反映させたのか、さらには次世代の画家たちにどのような影響を与えたのかを探る。

ゴッホは何を学び、何を伝えたのか

 また、ゴッホはもともと、同じ絵を何作も描く画家だったが、特に「ひまわり」に関しては7作という中でも多くの作品を制作していることでも知られている。そこで、本展では「ひまわり」にスポットライトを当てたコーナーを設け、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品を紹介することで彼らがなぜこの主題を描いたかを探っている。

 見る者の胸にゴッホの魅力がひしひしと伝わってくる、ゴッホファンならずとも見逃せない展覧会だ。

 開催を記念して抽選で3組6人に入場券をプレゼント。希望者はハガキに、〒住所・氏名・年齢・職業を明記、〒104─8007 日刊ゲンダイ「ゴッホと静物画」係へ。締め切りは11月1日(水)必着。当選者は賞品の発送をもって発表に代えます。

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