語り部の経営者たち
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さとゆめ 嶋田俊平社長(7)「沿線まるごとホテル」事業がスタート
嶋田俊平(45)はやむにやまれず、自分が分散型古民家ホテルの開発・運営会社の代表になることにした。 スタッフの採用、村民との協力体制など開業までにやらなければいけないことは山積しており、ホテ…
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さとゆめ 嶋田俊平社長(6)過疎高齢化地域の課題は人材不足
小菅村の村長から、伴走コンサルティングを依頼された嶋田俊平(45)は、「分数村民制度」をはじめ、さまざまなアイデアを駆使したプロジェクトを打ち出していく。 「一見、何もない村に見えて、『ここす…
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さとゆめ 嶋田俊平社長(5)多くの自治体が「伴走」を求めていた
2012年、嶋田俊平(45)は長野県信濃町の「癒しの森事業」で知り合った3人とともに、さとゆめを設立する。 と言っても、当初、さとゆめはあくまで副業という位置づけだった。 嶋田も週末…
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さとゆめ 嶋田俊平社長(4)独立の足がかりとなった信濃町の「癒しの森事業」
2004年、嶋田は環境系コンサルティング会社に入社する。同社は主に、環境共生型のまちづくりや地域振興の計画策定、調査を自治体から請け負っていた。 「世の中って、こういうふうに動いていくんだなと…
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さとゆめ 嶋田俊平社長(3)ふるさとを守れるプロになりたい
京大生だった嶋田俊平(45)は、森づくりを学ぶ場を求めていた。 知り合いになった京都府の林務担当者に相談したところ、京都市北区にある雲ケ畑森林組合を紹介された。 嶋田は当時所属してい…
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さとゆめ 嶋田俊平社長(2)「熱帯雨林を再生する仕事がしたい」と京都大学農学部へ
さとゆめは「ふるさとの夢をかたちに」をミッションに、地域創生事業を手がけるコンサルティング会社だ。 嶋田は、父の仕事の関係でタイとインドで通算9年間、子ども時代を過ごした。 小学3年…
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さとゆめ 嶋田俊平社長(1)「700人の村がひとつのホテルに」で実現した地方創生の成功モデル
さとゆめは、地方創生のトップランナーとして、今や全国の自治体から引っ張りだこのコンサルティング会社だ。 一般的な地域創生コンサルティングは、課題解決につながる計画や戦略を練り上げ、それを報告…
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パインアメ 上田豊会長(4)阪神優勝で創業以来初の月次売上げ達成も「ここで調子にのったらあかん」
昔から見た目は“変わらず”、時代を経ても安心感とノスタルジーを感じさせてくれる存在のパインアメだが、実は密かに改良が重ね続けられているという。 「また、見た目のデザインや大きさなども変化してい…
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パインアメ 上田豊会長(3)創業以来の最大危機! 不許可の添加物が飴に含まれていることが判明
上田氏が入社後しばらくした1981年、パイン製菓株式会社からパイン株式会社へと改称。88年に滋賀県草津にある工場(64年建設)に、新たに新工場を建設し、生産能力を倍増させた。 「2020年に次…
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パインアメ 上田豊会長(2)東京で就職も上司と衝突、家業の「パイン製菓」に入社
戦後、混乱期の1948年にパイン株式会社の前身となる業平製菓が創業。51年に個人商店から株式会社に生まれ変わり、56年パイン製菓株式会社となった。 その後も、パインアメの類似品が出回る騒動に…
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パインアメ 上田豊会長(1)阪神・岡田監督の大好物「貴重なパインをもっと気軽に」という憧れから誕生
阪神が38年ぶりに日本一になり、岡田彰布監督の大好物で話題となった「パインアメ」。工場もフル稼働しているが、パインアメの生産は追いついていない状態だという。 パインアメが生まれたのは、戦後す…
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セブン銀行 松橋正明社長(4)「適任者は自分」とセブン-イレブンのATM事業に参画
セブン&アイグループからNECグループに「銀行業務に参入するので、セブン-イレブンに置くATMの開発を担う人材を探している」と話が持ち込まれたのは1998年のことだった。NECはATM開発を手がけて…
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セブン銀行 松橋正明社長(3)5年間の一貫教育で「即戦力の技術者」を養成する高専の学び
中学時代、プラモデルづくりや時計を分解しているうち、「SFに出てくるような宇宙船を設計したり、実際に機械を組み立ててみたい」という思いが募ってきた。早くに実戦を積んでエンジニアになりたいと考えた松橋…
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セブン銀行 松橋正明社長(2)銀行向けとコンビニ用のATMは何が大きく違う?
北海道釧路市の阿寒湖近くで生まれ育った松橋正明氏(61)は幼い頃から目に映るものすべてに興味を持つような少年だった。 「どんな物事にも原理があるはずだと子どもながらに思っていました。何か疑問を…
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セブン銀行 松橋正明社長(1)高専出身の異色社長が描くATMの未来像
スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ――。世界をリードしてきた2人に共通するのはTシャツ。公式の場にもカジュアルな格好で登場する。今や“出来る男”の代名詞になっているTシャツをトレードマーク…
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川村義肢 川村慶社長(4)「できない」と決めつける前に障害者の親や教師が為すべきこと
現在、厚生労働省は民間企業に対して障害者雇用率2.3%を設定するように障害者雇用促進法で定めている。川村義肢では、障害のある人々を対象にしているからこそ、障害者の働く環境の整備に関しても、取り組みを…
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川村義肢 川村慶社長(3)70億円の負債を抱えたまま3代目社長に就任
高校、大学はアメフトの選手を目指し、卒業後は松下電工(現・パナソニック)からもスカウトを受けた川村氏。しかし、母との約束通りスカウトを蹴り、義肢装具士になる道を選択する。 最初こそ嫌々通って…
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川村義肢 川村慶社長(2)安くて利益を出しにくい「小児装具」に力を入れた2代目社長
開業直後、創業者の川村一人氏は亡くなり、川村氏の父である一郎氏が、1957年に代表となった。2代目社長川村一郎氏が力を入れたのは小児の装具。取り組んだ背景には、大学卒業後、児童相談所で働いていた経緯…
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川村義肢 川村慶社長(1)障害者を支えるパイオニアが守り続ける「従業員満足度」
大阪府大東市を拠点とし、義肢装具、車椅子・リハビリ器具などを製造し、障害がある人を長年支えてきたパイオニア・川村義肢株式会社。戦後間もなく誕生したこの会社は、現在、年商72億円になる。 19…
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サントリーウエルネス 沖中直人社長(7)顧客の枠を超えて高齢者のサポートを
サントリーは、創業者の鳥井信治郎が唱えた「利益三分主義」(事業活動で得たものは、自社への再投資にとどまらず、顧客・取引先へのサービスや社会に還元すること)を企業理念に掲げている。 その理念こ…