早くも“NHK御用達女優” 黒島結菜が備える「ブレークの条件」
難役に挑む新進女優に目を奪われた人は多かったのではないか。10日放送の戦後70年ドラマ「一番電車が走った」(NHK)で、主人公を演じた黒島結菜(18)。広島を舞台に原爆投下の3日後から運行した路面電車の少女運転士役を、“目力”全開で熱演していた。
実は彼女、朝ドラ「マッサン」をはじめ、NHK大河「花燃ゆ」では高杉晋作の妻役、受信料制度にまつわるCM「受信寮の人々」にも起用される“NHK御用達女優”のひとりなのだ。
日本郵便やみずほ銀行といった金融系のCMに起用されてきただけに、好感度の高さは証明済みだが、これまでの活動歴はざっとこんな感じ。事務所の先輩で、若手演技派の筆頭格である二階堂ふみ(20)と同じ、沖縄出身。デビューの形態も同様で、素人の美少女が表紙を飾るフリーペーパー「美少女図鑑」沖縄版で注目を浴び、賞を受賞したことで芸能界入り。今春から上京し、都内の有名大学に通いながら、芸能活動も本格化したばかりだ。
NTTドコモのCMが出世作といわれ、宮藤官九郎脚本の連ドラ「ごめんね青春!」(TBS系)でも主要キャスト(生徒会長役)として名を連ねていたが、何といってもカルピスウォーターのCMキャラクター(現在放映中)の座を射止めたのはデカイ。