「相棒」視聴率が最低水準に…反町隆史の“軽さ”も一因か
10月スタートの民放の連続ドラマは「下町ロケット」(TBS系)の一本かぶりで、ちょっと青くなっているのが水谷豊主演「相棒14」(テレビ朝日系)。「相棒」シリーズは来春までの2クール放送なのだが、ここにきて視聴率がダウンしているのだ。
「相棒」は平均視聴率17%を記録するオバケ番組だが、シーズン14は初回18.4%、2回目17.6%を記録後、3回目以降は14%台が4回、9日放送の8回目は12.9%まで落ち込んだ。「相棒」が12%台を記録したのは05~06年のシーズン4で、10年ぶりに最低水準になった。
それだけではない。水谷の相棒が「14」から反町隆史になり、期待も大きかった中での急降下だから、「アチャッ」という状況なのだ。
何がダメなのか。真っ先に考えられるのは反町の不人気だろう。反町は法務省から出向している切れ者の刑事。出だしは合格点という評判だったのだが……。
「視聴者は最初はクールな水谷と、生意気な反町が腹の探り合いをしながら事件を解決するパターンに共感していた。ところが、最近は反町がエリートとは思えない、オチャラケの軽い存在になっている。『相棒』ファンが何が何でも見たいコンビ、内容ではないと思っているのではないか」(ドラマウオッチャー)