「真田丸」竹内結子を無表情で見守る“乳母役女優”は誰?
秀吉の寵愛を一身に受けながらも、信繁(堺雅人)とのイチャツキぶりを見せつけ、ついには正室(鈴木京香)をもしのぐ発言力を手に入れる。
NHK大河「真田丸」で竹内結子(36)演じる茶々のコケティッシュぶりには改めて圧倒させられるが、ドラマを見ている人たちにとって、この人間関係の中でもうひとり、気になっている人物がいるのではないか。
茶々の行動を監視するように見つめながらも表情ひとつ変えず付き従う乳母役の大蔵卿局だ。演じているのは峯村リエ(52)という女優さん。どんなキャリアの人なのか。演劇ジャーナリストの山田勝仁氏が言う。
「ロックバンドのボーカリストでもあったケラリーノ・サンドロヴィッチさんが中心になって創設した『劇団健康』に所属していた女優さんで、その後、衣替えした『ナイロン100℃』(1993年)という劇団では、創設メンバーとして、最近ドラマの脇役で活躍している手塚とおるらと活躍していました。ケラリーノさん仕込みの演技力は見ていて安定感があり、シリアスからコメディーまで出来る実力派。他の劇団からも引っ張りダコになっています」