古舘伊知郎 バラエティー復帰宣言に“バブル芸人”戦々恐々
やっぱり器が違う――。先週末、「報道ステーション」(テレビ朝日系)降板以降、11年ぶりに2つのバラエティーに出演した古舘伊知郎(61)の評判がうなぎのぼりだ。
なにしろ10日の「ぴったんこカン・カン スペシャル」(TBS系)が16.6%、12日の「おしゃれイズム」(日本テレビ系)が13.8%(数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率。今後は生放送でスタジオに縛られることなく自由に活動できるのだから、各局にとって喉から手が出るほど欲しい存在なのは当然だろう。
「おしゃれイズム」の中で古舘は“(報道番組は)短い時間で止めないといけない”“しゃべりたい衝動が止まらない”などと言っており、今後はかつての主戦場だったトークバラエティーの司会が狙い目なのは明らか。この発言に対して、現在司会を担当している上田晋也は冗談交じりに“やばいやばい! 絶対(司会は)渡さねえからな”などと言っていたが、同番組はもともと古舘がMCを担当していた「おしゃれカンケイ」の後継番組だけに今後は分からない。
ノリにノッている上田が「降板」ということは現実問題としてあり得ないだろうが、「古舘復帰」で首筋が寒くなっているバラエティー司会者は多いに違いない。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。