元「ずうとるび」池田善彦さん 休日は愛娘と“ごっこ遊び”
70年代、女の子に大人気だった4人組アイドル「ずうとるび」。77年、ボーカルの山田隆夫が脱退し、新しく加わったのが池田善彦さん(57)だ。「三波伸介の凸凹大学校」(テレビ東京系)などのバラエティーでも活躍したが、82年のずうとるび解散後、見なくなった。今どうしているのか。
■28歳で芸能界を引退しパブをオープン
会ったのはJR中野駅南口から徒歩2分のバー「Y's PaPa」。半地下にある店のドアを開け、記者を中に招き入れた池田さん、意外と小柄で、実にすっきり、スリムだ。
「164センチ、54キロです。ずうとるび当時はガリガリの49キロ。引退後、一時は太って62キロあったんですけど、08年に結核を患い、体重が落ちました」
結核!? そりゃ大変だ。
「1カ月弱入院し、この店も1カ月半休みました。でも、完治したんで大丈夫。ここは15年目になるのかな。その前は新宿御苑前駅から歩いて5分のところでパブを15年ばかりやってました。28歳で芸能界を引退する前に新宿の店を始め、バブルの頃は月に220万から230万円の儲けがありましたよ。だけど、陰りが見えてきたため、自宅から歩いて5分のここなら交通費がかからなくていいだろう、と新宿の店を閉じてこちらを借りたんです」