ドラマと映画“SMAP再放送”を仕掛けたフジの計算と真意
11月19日(土)から12月28日まで約40日間にわたり、フジテレビでSMAPのドラマが再放送される。
平日午後は木村拓哉主演の連続ドラマ「HERO」、草彅剛の「僕と彼女と彼女の生きる道」を一挙放送、土曜には香取慎吾のスペシャルドラマ「一千兆円の身代金」、中居正広の「新ナニワ金融道」、稲垣吾郎の「金田一耕助『八つ墓村』」をラインアップ、他にもSMAP全員が出た「僕が僕であるために」「古畑任三郎 VS SMAP」「世にも奇妙な物語 SMAPの特別編」も放送。
映画は12月10日にゴールデンでフジ製作の劇場版「HERO」も。まさにSMAPだらけ。
暮れの解散に合わせて、まとめて放送する真意は何か。
「なんだか在庫一掃セールという印象ですが、解散直前だから視聴率をいつもより取れる、コストカットになるというのがメリットで、今のうちにコンテンツを有効活用しようということです。それと、解散後の来年1月以降にジャニーズを辞めるメンバーが出たり、事務所がバラけると放送が難しくなる。5人揃ったドラマなんて絶対ムリですからね。メンバーだった森且行が抜けて、かつての映像を長い間見ることができなかったのと同じことになると考えれば分かりやすいかもしれません」(作家・松野大介氏)
後々放送できないから在庫一掃セールということなのか。年が明けたら、SMAPの存在がテレビから完全消滅するのは間違いなさそうだ。