沖縄帰り逆境に…パッション屋良はトレーナーで極貧脱出

公開日: 更新日:

 白い体操着で胸を叩く芸風がウケた、ピン芸人のパッション屋良さん(40)。ブレーク前も苦労したが、その後、ヒドい極貧生活に陥って……。

  ◇  ◇  ◇

 お笑いは学生時代から好きだったけど、“人を笑わせてメシ食えるなんて、世の中そんなに甘くないよな”と思い、体育教師を目指して上京し、体育学部に入りました。でも、当時は芸人ブームが始まっていて、テレビつけるとネタ番組ばかりやってる。「やっぱりオレもやりたい!」と決意して芸人の事務所に入りました。ただ、売れなかった時のためにちゃんと卒業して、教員免許も取ってから(笑い)。

 バイト時代に苦労したのはメシです。まだ若いし、体育系だからご飯はすごく食べる。でも、お金がないから、お茶漬けの素ひとつでメシを3合食ったり。焼き肉屋でバイトした時は賄いで牛肉丼を好きなだけ食べて、アパートで食べる用に冷凍肉を持って帰ったり。同じ沖縄出身の彼女がいたんですけど、「たまには外食しようか!」と誘っても、お金を使わないため、レストランに行く前にコンビニのパンである程度、お腹を満たしてから店に入ってた。

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