西の女帝・上沼恵美子が“肉会”で嘆く親愛とパワハラの境界

公開日: 更新日:

「西の女帝」との異名もある司会者でタレントの上沼恵美子(65)はやはりパワハラ加害者なのか――。この夏、25年続いた冠番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)からの降板、そして番組打ち切りの際、お笑い芸人へのパワハラ疑惑が報じられた。その真相が明らかにされないまま、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」で先ごろ、こんな恨み節をぶちまけて話題なのだ。

「私、スタッフに焼き肉とかを振る舞うのがものすごく好きだったんですけど、それが皆さんイヤイヤだったっていうような週刊誌が出ました。そのごちそうさせていただいたメンバーから、あんなんちゃいますよって反応もないから。やっぱり私は無理やり肉を食べさしてたのかなあ」などと言ったあと、こう言い切ったのである。

「そんなん言われて誰が行く? 悪いけど、何十人で行ったら何十万円やで。もう、行かない。今後、一切。もう嫌や」

 会社が終わって、部下を飲みに連れていくのもパワハラといわれる時代である。好意で誘ったのに、後になって悪口を言われていたことがわかれば、上沼のようにムカッとくるのも、中高年サラリーマンなら理解できるかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?