共演者に暴行で逮捕 宮地容疑者のブチ切れは2、3年前から
「名古屋のみのもんた」が捕まった。東海ラジオの番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」の共演者、神野三枝さん(50)に全治10日のけがを負わせた暴行容疑で6月30日、愛知県警に逮捕されたタレントの宮地佑紀生容疑者(67=本名・由紀男)。2人は19年間、同番組のパーソナリティーを仲良く務めていた。が、コトは27日、番組の生放送中に起きた。
神野さんがリスナーへのプレゼント当選者を発表し、「お土産をいただきました」とお礼を言ったと思ったら、突然「イタイイタイ。えっ? なになに?」。宮地容疑者の「いただいた人のやつ、いただきゃええがね」という意味不明の怒鳴り声と「バコ」っという鈍い音が何度も聞こえてきた。その後は何事もなかったように放送が続いたが、実は宮地容疑者が神野さんを蹴ったり、マイクで顔を殴るなどしていたという。その翌日、神野さんが県警に被害届を出し、30日に長寿番組は打ち切りが決まった。
宮地容疑者は名古屋市出身。愛知高、愛知学院大を卒業し、25歳の時に東海ラジオのプロデューサーの誘いを受け、ラジオのパーソナリティーに。その後はタレントとして、名古屋の有名ラーメン店「スガキヤ」のCMに出演し、愛知県を中心に知名度を広げ、今では「名古屋のみのもんた」とも呼ばれる。