ラサール石井
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ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

吉村府知事「玉川徹は大阪万博に“出禁”」発言が大炎上! 詭弁を弄して謝罪・撤回する気なし

公開日: 更新日:

 実際に「『出禁』にする権限がない」んだから問題ないと言い訳した。これはおかしい。「死ねばいいのに」と言っておいて「私に呪いの能力はない。殺人は罪なのだから法を犯すはずがない。だからセーフだ」と言っているようなもので、全くの詭弁である。

「批判に偏っている。反論だけでなく、賛否の賛も取り上げて欲しい」との思いから「知事や万博協会の立場ではなく、政治的発言だ」と言うが、批判される出来事が多いから批判されるのは当たり前だ。批判の途中で「でもこんないい面もありますよ」なんてバランスを取ったら逆に報道ではない。

■大阪をバカにするな

 失言のたびに自分の立場を変化させてゴマカすのもおかしい。二足も三足もワラジを履いてはいるが、履き替えてるわけじゃない、同時に重ねて履いてるんだから、首長がいちコメンテーターにこう言えばパワハラで圧力になる。だいたい冗談なら、隣の横山市長が「これこれ。そんなことできますか。皆さん来て下さいね」とすかさずフォローするべきだ。そんなスキルもないなら、ジョークなんかやめろ。

 これを受けて維新の馬場代長がXで「イッツ・ア大阪ジョーク」と呟いたが、大阪をバカにするな。こんなの大阪でもなければジョークでもない。それより現場のメタンガス爆発を謝罪して説明するべきだ。

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