「彼には時間が必要」 日ハム・ミランダが巨人セペダの不調を語る

公開日: 更新日:

 日本ハムのフアン・ミランダ(31)は27日現在、打率こそ.240ながら、打点はチームトップでリーグ2位の「32」と好調だ。昨秋のキャンプで入団テストを受けて合格。当初は同じキューバ出身で昨季本塁打王の同僚アブレイユの「サブ」という位置付けだったが、今や立場は逆転しつつある。巨人に途中加入した母国の大物選手セペダとも親交が深い助っ人に聞いた。

――ちょっといいですか?

「なんだ?」

――4月に打率.189、2本塁打、11打点だった成績が5月に入って急上昇。好調の要因は何ですか?

「日本の投手に慣れたのが大きいかな。キューバやメジャーに比べ、日本の投手は変化球が多い。この配球に慣れるには、時間が必要だった。今は相手投手のこともわかってきた。これは打者にとって大きい」

――周囲にはあなたが以前から尊敬しているセペダが巨人入りしたことで、奮起しているという声もある。

「彼(セペダ)とは01年から数年間、キューバ代表チームで一緒にプレーした。以来、ずっと尊敬していて、連絡も取り合っている。ボクがキューバにいた10年以上も前から、『どんな環境でも、一生懸命やっていれば必ず成功する。努力を怠るな』と励まし続けてくれた。そのセペダと一緒に日本でプレーできるのはうれしいよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと