掛布氏も…目先の勝ちに拘る阪神和田監督の采配に疑問符

公開日: 更新日:

 6月に行われた阪急阪神ホールディングスの株主総会では、今年も和田監督の采配や選手起用に対する不満が続出。契約最終年だけに、どんな手を使ってでも勝ちたい気持ちもわからないではないが、首位攻防のヤマ場はまだまだ先である。

 前出の麻生氏がいう。

「阪神は高校野球があるので夏場に甲子園を離れる。今は大阪ドームの試合があるので昔に比べれば楽になったといいますが、それでも甲子園とは雰囲気が違います。夏のロードといえば、昨年の8月下旬、巨人に3連敗してから阪神はズルズルと後退していった。今季はあの悪夢を払拭したい。8月に2カード組まれている巨人戦(東京ドーム)が、最初のヤマ場ではないでしょうか」

 まだ57試合も残して巨人とのゲーム差はたったの2・5。大将が腰をあげる時期ではない。05年以来の優勝を狙う阪神にとって怖いのは、監督と選手との信頼関係が瓦解することだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと