盛岡大付の“大谷2世”松本 来年はDeNAで二刀流!?
この夏の主役候補筆頭だ。日本ハムの「大谷2世」として注目を浴びる盛岡大付(岩手)の松本裕樹(3年)が昨3日、雨天のため、甲子園の室内で練習を行った。
昨春以来となる聖地に「グラウンドでやりたかった。早く試合がしたい。まず1勝して全国制覇したい」と剛腕は意気込んだ。
横浜の瀬谷ボーイズ出身。183センチ、80キロ。投げては最速150キロ。打っては4番として高校通算54本塁打。右投げ左打ちで、岩手大会決勝で撃破した花巻東出身の“二刀流”大谷とよく比較される。プロのスカウトからは「高校時代なら大谷より上」という声も上がるほどの逸材。県大会で早々と敗退し、評価を下げている済美の安楽とは対照的に、こちらは1位候補に躍り出ている。
中でも熱心なのは“地元”DeNA。県大会3回戦で高田GMが自ら視察。「直球、変化球みんないい。凄い伸びしろ」と絶賛した。来年、大谷に続く“二刀流”が横浜スタジアムで見られるかもしれない。