最悪退団も…「調停も覚悟」の中日・大島は強気いつまで?

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「落合GMが言ったことはわからなくもない」

 パ球団の編成担当が中日大島洋平(29)についてこう言った。

 今季、リーグ3位の186安打を放つも、年俸は1775万円増の7400万円の提示。これを不服として、2度の契約更改で保留。調停も辞さないとする大島の守備、走塁についてこの編成担当は、「落合GMが『守備範囲が狭くなった。俺なら今年の守備では使えない』と発言し、『大島は可哀想』との反応が多かった。ただ、大島にも課題はあるんです」とこう話す。

「大島の守備は打球判断がワンテンポずれることがある。センスがある選手は打者が打ったと同時に動けるもの。走塁でも同じことがいえる。大島は足が速いのに盗塁成功率がさほど高くないのは、そういうところが影響しているのかもしれない」

 大島は今季、ゴールデングラブ賞を獲得するも失策数は6。守備機会の差はあれ、同じ受賞者の丸(広島)が2で、大和(阪神)は3。他の外野手では長野(巨人)が3で福留(阪神)は0。守備率では大島を上回る。守備範囲の指標のひとつである刺殺数も、前年のリーグ最多の301(135試合)から今年は287(140試合)と減少した。

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