阪口、山根らに海外移籍の噂 「なでしこL」またも空洞化不安

公開日: 更新日:

 そうなると国内のなでしこリーグは、またしても空洞化するのではないか。

 前回のW杯を制覇した直後、日本はなでしこブームに沸いた。国民栄誉賞を受賞し、「なでしこジャパン」がその年の流行語大賞に。それまで1試合平均の観客動員数が1000人に満たなかったINAC神戸は、優勝後、一気に1万3000人台までアップ。ピーク時には2万人を記録することもあった。

 それが3年後の昨季は約2500人まで落ち込んだ。W杯イヤーの今年はコンスタントに3000人台を集めているものの、チームによっては1000人に満たないケースも珍しくない。

 今秋はリオ五輪の予選があり、来年は本番。前回W杯後も同様のスケジュールで、ここまで観客動員が落ち込んだのだ。

 日本人はただでさえ熱しやすく冷めやすい。そこへもってきて主力どころが続々、海外に出ていってしまっては魅力も半減ということか。

 勝てば勝つほど注目度アップする代わり、その反動も小さくはないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと