為末大、有森裕子も…新国立にアスリートも「反対」の大合唱
新国立競技場の現行案について、アスリートたちが次々に反対の声を上げている。
元陸上男子の為末大氏(37)は自身のホームページ(HP)で「3つの立場から今の案に反対」と表明。理由として「サブトラックがない」「スポーツがお荷物だと思われるのはいや」「どう考えても経済的に負担が大きすぎる」などを挙げている。
招致活動に協力し、五輪で銀、銅メダルを獲得した元女子マラソンの有森裕子氏(48)も、6日のシンポジウムで「オリンピックが、皆さんの負の要素のきっかけに思われるようなことは本望ではない。一人でも多くのオリンピアンが応援していただけるよう、何かできれば」と涙で直訴。
元ラグビー日本代表の平尾剛氏(40)も自身のツイッターで「おかしいでしょ! やっぱり。声、あげませんか、スポーツ界の中から! こんな不条理は断じて許せない」と怒り爆発だ。
新国立を巡っては、建設から解体までのコストが1兆円を超えると試算する専門家もいる。一刻も早くやめた方がいい。