なでしこ東アジア杯の最大テーマは「澤穂希の後継者探し」

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「技術の高さ、視野の広さ、ボール奪取後の展開力を武器に年代別代表のエースに君臨。10年U―17女子W杯準優勝、12年U―20女子W杯3位の原動力となった。世界相手に結果を残しながら、13年なでしこリーグでは不調が続き、わずか4試合の出場にとどまり、なでしこリーグ2部への移籍も噂された。猶本自身は『積極性が足りない。もっとシュートを打たないといけない』とマイナス面を自覚。14年シーズンは積極果敢にプレーすることで持ち味を発揮。浦和のリーグ優勝に貢献した。14年5月の女子アジアカップ以来の代表復帰となったが、指揮官が待ち望んでいたのが、まさに猶本のアグレッシブな姿勢。東アジアで結果を残せば、澤の有力後継者となる」(前出記者)

 美人選手で評判の猶本が、なでしこジャパンの主力に定着すれば、女子サッカー人気にとって大きなプラスとなる。なでしこの正ボランチ、阪口夢穂(27)と宇津木瑠美(26)を脅かしたい。

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