遅すぎた逮捕…誰もが知っていた清原容疑者“奇行”の数々

公開日: 更新日:

「覚醒剤は私のものに間違いありません」

 2日に覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された清原和博容疑者(48)は、そう言って容疑を認めているという。逮捕容疑は2日午後8時48分ごろ、港区東麻布の自宅マンションで、約0・1グラムの覚醒剤を所持していた疑い。自宅からは注射器3本、ストロー、黒ずんだパイプが押収された。注射器のうち1本は、押収した覚醒剤と一緒にリビングのテーブルの上に置いてあった。覚醒剤は結晶の一部が欠けた状態で見つかっており、使いかけだったとみられる。

 複数の捜査員に囲まれて連行される清原容疑者の姿は衝撃的だったが、プロ野球界には驚きと同時に「やっぱり」「ついにか」という声も多い。

 14年3月に週刊文春が「清原 緊急入院 薬物でボロボロ」と報じる前から、その周辺では薬物使用のウワサが絶えなかった。文春報道の直前には、沖縄の那覇市で行われていた古巣・巨人の春季キャンプをアポなし訪問。格好も異様だった。白のVネックのTシャツに純白のスーツ。裸足に白と黒のコンビの革靴を履き、ズカズカとグラウンドへ足を踏み入れた。坊主頭でチョコボールのように黒く焼いた顔にはちょびヒゲ。およそ取材現場にはふさわしくない風貌とロレツの回らない口調に、言葉を交わした巨人の関係者は「まともじゃない」と一様に目を丸くしたものである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された