DeNAモスコーソはイエローの“勝負下着”で気持ちを高める
「俺には勝負パンツがあるんだ。パンツといっても下着じゃない(苦笑い)。イエローのスライディングパンツだ。ここ5年間ほど、登板する日には必ずはいている。はくと気持ちが高まっていく。俺にとってのジンクス(ゲン担ぎ)だね」
以前から、「イエローが好き。俺のラッキーカラー」というDeNA3年目のギジェルモ・モスコーソ(32)は、日刊ゲンダイが話を聞いた日に履いているランニングシューズも黄色だった。
今季、2年契約の最終年を迎えるこの助っ人右腕は昨オフ、個人トレーナーを雇って下半身を強化し、食事制限で自らを追い込んだという。
「今年は勝負の年。体重は95キロまで絞り込んだ。(9勝を挙げた)14年と同じ体重にした。昨年は98キロだったが、ケガをしたのでウエート、ランニングで下半身を中心に鍛えてきたよ。食事も、2カ月前から炭水化物の食事は週2回に抑えて野菜や魚など消化にいいものを取った。ブルペンに入っても体が軽く感じる。今年は1年間、ローテを守りたい」
昨オフ、モスコーソの米マイアミの自宅に、ラミレス監督が夫人と共に訪ねてきて、近所のレストランで食事をした。
「わざわざ家まで来てくれて『しっかり準備してくれ』と声をかけてくれた。うれしかったよ」とは、モスコーソ。
昨季は3勝止まりだったが、14年時の活躍ができればチームに浮上の目が出てくる。